1985年ガリシア自治州議会選挙とは? わかりやすく解説

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1985年ガリシア自治州議会選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/02 14:52 UTC 版)

‹ 1981年 •  • 1989年
1985年ガリシア自治州議会選挙
定数:71、任期:1985年 - 1989年
1985年11月24日
種類:  立法議会

選挙結果
ヘラルド・フェルナンデス・アルボールCP
選挙連合:
得票: 516,218  
獲得議席: 34  30.8%
  
41.17%
フェルナンド・ゴンサーレス・ラシェPSdeG-PSOE
得票: 361,946  
獲得議席: 22  37.5%
  
28.86%
パブロ・ゴンサーレス・マリーニャスCG
得票: 163,425  
獲得議席: 11  
  
13.03%
カミーロ・ノゲイラPSG-EG
得票: 71,599  
獲得議席: 3  200%
  
5.71%
ショセ・マヌエル・ベイラスBNG
得票: 53,072  
獲得議席: 1  66.7%
  
4.23%

ガリシア自治州首相
現職
ヘラルド・フェルナンデス・アルボール
選出
ヘラルド・フェルナンデス・アルボール

1985年ガリシア自治州議会選挙は1985年11月24日にガリシア自治州で実施された第2回ガリシア自治州議会議員を選出、ならびに州首相および州政府を選択する選挙である。有権者数2,226,449人、そのうち投票したものが1,277,897(57.4%)、棄権が948,552(42.6%)、そして白票8,627(0.7%)であった。結果は国民連合(CP)スペイン語版が比較第一党で勝利、パブロ・ゴンサーレス・マリーニャスを筆頭とするガリシア同盟(CG)の議員のうち5人が院内会派混合グループ(Grupo Mixto)に加わったことによって引き起こされた党分裂による、首相指名投票での棄権によって、引き続き国民連合のヘラルド・フェルナンデス・アルボールが自治州政府首相を務めることとなった。1986年これらのCG離脱議員たちはガリシア民族主義党(PNG)を結党した。また、同年国民民主党(PDP)が、そして翌1987年には自由党が院内会派国民グループ(Grupo Popular)にはとどまり続けたものの、国民連合からは離脱した。

1986年10月自治州政府の副首相(esショセ・ルイス・バレイロガリシア語版は罷免され、国民同盟から放逐された。そして翌1987年ガリシア同盟に参加することになる自身の党ガリシア民主連合(Unión Democrática Galega、UDG)を他の4人の議員と結成した。7月ガリシア同盟所属の1議員が同党を離党し、国民グループ会派に加入した。

この政治勢力図の変化によって、1987年11月に州首相ヘラルド・フェルナンデス・アルボールの不信任案が可決され、ガリシア社会党のフェルナンド・ゴンサーレス・ラシェスペイン語版が同党のほかCG-UDG、PNG、PSG-EGの賛成、BNGの棄権、反対はAPのみという結果で州首相に選出された。

1988年ガリシア民族主義党(PNG)とガリシア主義民族主義党(PNG)は合同し、ガリシア民族主義党=ガリシア主義党スペイン語版(PNG-PG)が誕生、2月には国民民主党のリーダーアレハンドロ・フェルナンデスが国民グループ会派を離脱、ガリシア同盟に移った。最終的に1988年から1989年の間にガリシア社会主義者党の2議員とガリシア民族主義党=ガリシア主義党の2議員が混合グループ会派に移った

選挙結果

1985年ガリシア自治州議会選挙
州首相・州政府 政党 候補者 得票 議席 +/-
  • 首相: ヘラルド・フェルナンデス・アルボール(1985年-1987年11月)
    フェルナンド・ゴンサーレス・ラシェ (1987年11月-1989年)
  • 政府: CP(1985年-1987年11月)
    PSdG-PNG-CG (1987年11月-1989年)
  • 有権者数: 2,226,449
    • 投票数: 1,277,897 (57.4%)
    • 棄権: 948,552 (42.6%)
      • 有効投票数: 1,262,564
        • 候補者投票数: 1,253,937 (99.3%)
  • 定数: 71
ガリシア国民連合スペイン語版AP-PDP(es)-PL(es)-CdG(es)) ヘラルド・フェルナンデス・アルボール 516,218 41.17 34a +8
ガリシア社会主義者党(PSG-PSOE) フェルナンド・ゴンサーレス・ラシェ 361,946 28.86 22 +6
ガリシア同盟 (CG) パブロ・ゴンサーレス・マリーニャス 163,425 13.03 11 +11
ガリシア社会党=ガリシア左翼スペイン語版(PSG-EG) カミーロ・ノゲイラ 71,599 5.71 3 +2b
ガリシア民族主義ブロック(BNG) ショセ・マヌエル・ベイラス 53,072 4.23 1 -2
民主社会中道党スペイン語版(CDS) 41,411 3.30 0
ガリシア共産党(PCG-PCE) 10,625 0.85 0 -1
労働社会党スペイン語版(PST) 9,689 0.77 0
ガリシア共産党マルクス主義=革命派スペイン語版(PCG (m-r)) 8,318 0.66 0
ヒューマニズム・プラットフォーム(PH)(es 7,280 0.58 0
ガリシア農業党(PGC) 3,172 0.25 0
ファランヘ党 (FE JONS) 2,922 0.23 0
ガリシア共産党マルクス・レーニン主義派スペイン語版(PCE (m-l)) 1,554 0.12 0
ガリシア統一社会党(USG) 1,379 0.11 0
ガリシア共産主義運動スペイン語版(MCG) 1,327 0.11 0
白票 8,627 0.70 N/A N/A
無効票 N/A N/A
  • 注a:議席の内訳は国民同盟(AP)が22議席、国民民主党(PDP)が7議席、自由党(PL)が4議席、ガリシア中道(CdG)が2議席、無所属1議席。
  • 注b:1981年の選挙ではガリシア社会主義党(PSG)とガリシア左翼(EG)は別々に選挙を戦ったことによる。

出典:Argos(Subdirección de Análisis y Políticas Públicas de la Presidencia de la Generalitat)[1](2012年6月10日閲覧)。

脚注




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