1980アイコ十六歳
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『1980アイコ十六歳』(1980あいこじゅうろくさい)は、堀田あけみの小説。名古屋を舞台に、弓道部に所属する高校生三田アイコの学園生活を描いた物語。堀田は愛知県立中村高校在学中の1981年、本作により当時史上最年少の17歳で文藝賞を受賞した。単行本は同年12月に河出書房新社より出版されている。
注釈
- ^ (※宮崎は端役のため、エンドロールに名前は出なかった)
- ^ (ナレーション兼任)
- ^ アイコが屋根の上に登るようになったのは、アイコが6歳だった当時のクリスマスの頃からである(※クリスマスの夜、アイコが四郎に(飼い猫の)ミーコの居場所を聞くと四郎は「ミーコはね、お空へ行ったの」と語った)。
- ^ 映画の冒頭でアイコが6歳だった当時のクリスマスの夜のことを思い出すシーンに出演。この時に四郎からもらったクリスマスプレゼント(大きな白猫のぬいぐるみ)は、アイコの部屋の中が映るシーンにも登場する(※浴衣を着たアイコが学習机にもたれ、ページを開いたままの卒業アルバムの上でうたた寝するシーン)。
- ^ a b ※映画が公開された当時は東海ラジオのラジオパーソナリティとして活動していたため、エンドロールの協力欄には「東海ラジオ放送」という字が出る。
- ^ (※この民家と向かいの民家にある木製のベランダは、撮影のために組まれたものである。なお、アイコの自宅として撮影された民家は2008年のはじめ頃に解体された)
- ^ (※当初は池の浦海岸でロケを行う予定だったが、同海岸は伊勢志摩国立公園の指定を受けているため、花火を使うことができなかった)
- ^ (※「希望の泉」は病院へ行くとき、それ以外は帰り道)
- ^ (※1983年に放映された名鉄百貨店のCMソング(「メイテツのお歳暮」)に使用された。同CMには富田が出演し、ナレーションも兼任した)
- ^ 歌詞は志村けんが『8時だョ!全員集合』で歌った、『カラスの勝手でしょ』の1番と全く同じ(※同曲には2番もあるが、(劇中では2番を歌っていないため)ここでは省略する)。
- ^ (この中継できくちは「僕らの見ている景色(名古屋市と日進町)が映画になったことで、大変嬉しかった」と語っている)
出典
- ^ 大林宣彦『映画、この指とまれ』徳間書店〈アニメージュ#アニメージュ文庫〉、1990年、123頁。ISBN -4-19-669627-9。
- ^ 大林宣彦・中川右介『大林宣彦の体験的仕事論 人生を豊かに生き抜くための哲学と技術』PHP研究所、2015年、279頁。ISBN 978-4569825939。
- ^ “【公式】麻野館 | 伊勢の歴史と風情が残る旅館”. 麻野館. 2022年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月8日閲覧。
- ^ “国指定文化財等データベース 麻野館玄関棟”. 文化庁. 2022年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月8日閲覧。
- ^ “国指定文化財等データベース 麻野館広間棟”. 文化庁. 2022年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月8日閲覧。
- ^ “国指定文化財等データベース 麻野館土蔵”. 文化庁. 2022年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月8日閲覧。
- ^ “【3268】FMなばり「三重の映画に恋をして」~VOL.18「アイコ十六歳」 事務局 田中忍”. 三重映画フェスティバル実行委員会. 2022年7月1日閲覧。
- ^ a b “「え」からはじまるスカウト用語 - スカウト用語の基礎知識”. 日本ボーイスカウト山口県連盟. 2022年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月8日閲覧。
- ^ “【3270】Re:FMなばり「三重の映画に恋をして」~VOL.18「アイコ十六歳」 田中忍”. 三重映画フェスティバル実行委員会. 2022年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月8日閲覧。
- ^ “天寿病院”. 医療法人福友会. 2022年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月16日閲覧。
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