1223年とは? わかりやすく解説

1223年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 06:04 UTC 版)

モンゴルのヴォルガ・ブルガール侵攻」の記事における「1223年」の解説

詳細は「チンギス・カンの西征」を参照 ヴォルガ・ブルガールモンゴル人軍団遭遇したのは1223年のことであったスブタイおよびジェベ率いモンゴル帝国軍は、ホラズム出てカフカス迂回しキプチャク草原入って5月31日カルカ河畔の戦い現在のウクライナ東南部ドネツィク州付近)でルーシ諸国キプチャク連合軍大敗させた。この時点で、チンギス・ハンの軍は負け知らずであった。彼らは分隊ヴォルガ川を遡ったところにあるヴォルガ・ブルガールへと派遣した。しかしその年の秋、ヴォルガ・ブルガール南部のケルネク(現在のサマーラ州の、ヴォルガ川屈曲付近)で、ヴォルガ・ブルガールモンゴル軍大敗させた(サマラ屈曲部の戦い英語版)あるいはケルネクの戦い)。ブルガールの王(iltäbär)、ガブドゥッラー・チェルビル(ポーランド語版)(Ghabdulla Chelbir)率いる軍は、モルドヴィン人の公(inäzors)であるプレシュ(英語版)(Puresh)およびプルガス(英語版)(Purgaz)の軍と連合しスブタイ軍を待ち伏せしてさんざんに打ち破ったという。この戦いについてブルガール口承による部分多く戦い実際被害については不明な点も多い。この戦いの後モンゴル軍中央アジア戻りブルガールには戻らなかった。

※この「1223年」の解説は、「モンゴルのヴォルガ・ブルガール侵攻」の解説の一部です。
「1223年」を含む「モンゴルのヴォルガ・ブルガール侵攻」の記事については、「モンゴルのヴォルガ・ブルガール侵攻」の概要を参照ください。

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