非武装地帯とは? わかりやすく解説

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ひぶそう‐ちたい〔ヒブサウ‐〕【非武装地帯】


非武装地帯

読み方ひぶそうちたい
【英】DMZ, DeMilitarized Zone

非武装地帯とは、ネットワーク上でファイヤーウォールによって包囲された、外部からも内部からも隔てられ特殊な領域のことである。

非武装地帯はネットワーク上のセグメント1つであるが、外部ネットワークであるインターネットからも、内部ネットワークであるイントラネットからも独立したものとして設けられている。主にWebサーバーDNSサーバーFTPサーバーなどの公開サーバーが非武装地帯に設置されることが多い。非武装地帯を設けることにより、インターネットDMZイントラネットのいずれを通る際にも、ファイヤーウォール通過しなくてはならなくなる。そのため、外部から不正アクセス試みられてもファイヤーウォールであらかじめ阻止することができ、また、その領域攻撃によって乗っ取られたとしても、もうひとつファイヤーウォールによって内部ネットワークへの侵入を防ぐことができる。


非武装地帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 21:03 UTC 版)

非武装地帯(ひぶそうちたい、DMZ英語: demilitarized zone)とは、戦争紛争状態あるいは停戦状態にある2つ以上の国家(または軍事勢力・同盟)の間に、平和条約休戦協定などによって設けられる、軍事活動が許されない地域のことである。




「非武装地帯」の続きの解説一覧

非武装地帯 (DMZ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)

サイバーセキュリティ」の記事における「非武装地帯 (DMZ)」の解説

非武装地帯(DMZDeMilitarized Zone)はメールサーバウェブサーバDNSコンテンツサーバProxyサーバといった、組織内インターネット双方アクセスする必要があるサーバ群を置いておくためのネットワーク領域で、組織内ネットワーク・インターネット・DMZ3つの領域間の通信ファイアウォール制限するウェブサーバ等をDMZではなく組織内ネットワーク設置すると、ウェブサーバ用いポート開けて置かなければならない為、そのポート利用してインターネットから組織内攻撃を行う事が可能になってしまう。これを防ぐためにウェブサーバ等をDMZ設置する

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非武装地帯(DMZ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 14:17 UTC 版)

軍事境界線 (朝鮮半島)」の記事における「非武装地帯(DMZ)」の解説

休戦協定により南北双方勢力軍事境界線から2キロメートル後退することになり、計4キロメートルの非武装地帯(DMZ)が設定され地域内には軍隊駐屯武器配置軍事施設設置をしないことになった。非武装地帯の総面積903北朝鮮側の非武装地帯の面積478韓国側の非武装地帯の面積425である。 非武装中立地帯民間人出入統制区域韓国側のみ)を隔てている「南方限界線」および「北方限界線」(海上北方限界線とは別)は、南北双方休戦協定違反理由軍事境界線側に押し出したため、現在ではDMZの幅が300メートルまで狭まっている箇所もあり、幅が4キロメートルのままの所は珍しい状況にある。 非武装地帯内は極僅か地域除いて一面地雷敷設されているため通行実質不可能である。DMZ敷設されている地雷は、北朝鮮側が約80個、韓国側が約127個で合計207程度推測されている。そのため半世紀以上にわたって人の寄り付かない場所となったことから、自然が豊富であり渡り鳥が翼を休め野鳥楽園化している。 軍事境界線国連軍北朝鮮・中国間での国際合意ある朝半島軍事停戦合意に基づくが、軍事境界線双方通常全般前哨GOPGeneral Out Post)の間には韓国軍朝鮮人民軍監視所(GPGuard Posts)が設置されており事実上当事者として実際的な役割果たしている。軍事境界線から南側に2キロメートル下がった線は南方限界線と呼ばれ鉄柵張られており、ここを韓国軍兵士巡回する様子メディアなど取り上げられる両軍の間で銃撃戦発生することも数多く1960年代から1980年代にかけては、ほぼ毎年死傷者出してきた。休戦協定第1条10項の規定によって「民政救済のための警備要員」を南北双方が1,000名ずつまで、非武装中立地帯内に立ち入れることになっているこのため両軍とも監視哨所を建てたり、潜伏斥候入れたりしている。 非武装地帯そのもの非武装緩衝地帯警備兵拳銃自動小銃のみ携行できるにすぎないが、非武装地帯を挟んで対峙する地域には非常に大規模な軍事力配備されており、百万人以上の兵士、約2台の装甲車戦略拠点などが散在している。 2020年6月16日韓国にいる脱北者による北朝鮮政権批判ビラ飛ばしたことに対す報復行動として、朝鮮人民軍総参謀部DMZへの軍隊再進出向けた手続き進めると警告した

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