メモリースティック‐マイクロ【Memory Stick Micro】
メモリースティックマイクロ
メモリースティックマイクロとは、メモリースティックのラインアップのうち、メモリースティック PROと同じ性能で、メモリースティック PRO Duoの4分の1程度まで体積を小型化した規格である。ソニーとSanDiskが共同開発した。
メモリースティックマイクロの電気的仕様は、メモリースティック PRO、およびメモリースティック PRO Duoと同じである。理論的な最大容量は32GB、転送速度は最高160Mbpsとなっている。サイズは12.5mm×15mm×1.2mmと大幅な小型化が実現されている。携帯電話のような小型機器への搭載に適している。
2009年に発売された携帯用ゲーム機のPSP goでは、メモリースティックマイクロ用のカードスロットが用意されている。
参照リンク
IC記録メディア Memory Stick“メモリースティック” - (ソニー)
メモリーカード: | メモリースティックPRO メモリースティック Duo メモリースティック PRO Duo メモリースティックマイクロ メモリースティックPRO-HG メモリースティック PRO-HG Duo メガバイト単価 |
メモリースティック
(メモリースティックマイクロ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 02:55 UTC 版)
メモリースティック (Memory Stick) は、かつてソニー製を中心とするデジタルカメラやデジタルオーディオプレーヤー、携帯電話、携帯ゲーム機などの記録媒体として利用されていたフラッシュメモリを用いた小型メモリーカード、およびその関連規格・製品群の総称である。省略して「メモステ」「MS」などとも呼ばれる。1997年に発表されたが、すぐに競合規格であるSDメモリーカードに後塵を拝するようになった。
- ^ ただし、実際にFAT32を使用しているのは4GB以上のメディアであり、2GB以下のメディアは従来通りFAT16である。このため当時はメモリースティックProを読み込める機器であってもFAT16までしか対応しておらず4GB以上のメディアを正常に扱えない場合もあった。
- ^ この最低速度保証は、後にSDHCメモリーカードでもSDスピードクラスとして取り入れられている。
- ^ 付属の変換アダプタを利用することでmicroSDカードも使用することができる。
- ^ 本機はメモリースティック マイクロの他、microSD/microSDHCカードにも対応する。
- ^ なお、同社のスマートフォンであるXperiaシリーズは、最初からmicroSDのみの対応である。
- ^ “ソニー、デジタルカメラなどAV機器用の新規格ICメモリーカード”. インプレス (1997年7月17日). 2015年4月20日閲覧。
- ^ MGメモリースティックおよびMGメモリースティックDuo、メモリースティック(MG/高速転送対応)が対応
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メモリースティック マイクロ (M2)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 22:05 UTC 版)
「メモリースティック」の記事における「メモリースティック マイクロ (M2)」の解説
メモリースティック マイクロ (Memory Stick Micro) は、メモリースティックPRO Duoよりさらに小型化したメモリースティックPROである。サンディスクおよびソニーによって2005年9月30日に発表された。略称はMemory Stick Microから略してMM、転じてM2となる。 外形寸法は12.5mm×15mm×1.2mm。携帯電話などの小型機器向けに開発されたメディアで、体積ではメモリースティック PRO Duoの4分の1程度となる。頻繁な交換を行う用途ではなく、内蔵メモリのようにほぼ挿しっぱなしでの使用を想定している。 電気的仕様はメモリースティックPRO、同PRO Duoと互換性を持ち、Duoサイズや標準サイズに変換するアダプタも用意される。なお動作電圧は従来の2.7 - 3.6Vに加え、より低電圧の1.7 - 1.95Vにも対応した。また、接続端子は標準サイズ、Duoサイズの各メディアより1ピン増えた11ピンとなっている。 2006年上半期より発売が開始されたものの、当初は海外市場向けソニー・エリクソン製携帯電話での利用がほとんどであった。日本国内向けでは2007年にau(KDDI/沖縄セルラー電話)向けのW52S(ウォークマンケータイ)、2009年よりPlayStation Portable goやリニアPCMに対応したICレコーダー「PCM-M10」といった採用機器が発売された。 2009年に16GBまで製品化されている。
※この「メモリースティック マイクロ (M2)」の解説は、「メモリースティック」の解説の一部です。
「メモリースティック マイクロ (M2)」を含む「メモリースティック」の記事については、「メモリースティック」の概要を参照ください。
「メモリースティック マイクロ」の例文・使い方・用例・文例
- マイクロチップの価格は昨年の価格に比べて7%上昇した
- 研究者たちはマイクロチップの新しい製造の仕方を思いついた
- 磁電管はマイクロ波を発する。
- 500マイクログラムのビタミンA
- マイクロアレイ実験を行う
- その会社はマイクロカセット録音機の製造を終了した。
- レバーを押すことによってマイクロスイッチが作動する。
- 私たちは地元のマイクロブルワリー巡りをした。
- この手法はマイクロ工学に基づいている。
- これらのマイクロチップはデジタルコードを通常のテレビ信号に再変換するのに用いられる。
- 犬にマイクロチップを埋め込むことは捨て犬を減らす。
- マイクロソフトとアップルはサブブランド戦略で成功していることで有名だ。
- この商品はふわふわした肌ざわりのマイクロ素材です。
- マイクロファイバークロスは、髪の毛の100分の1という細さの繊維で編みあげられたクロスです。
- マイクロ波はオーブンの中の食物を突き抜ける。
- マイクロソフトオフィスがパソコンに入っています。添付ファイルを送るときには、このファイル形式を使って下さい。
- マイクロソフトエクセルのファイルを添付しました。
- その年の流行語はデジタルで、例えばデジタル時計、デジタルマイクロウエーブオーブンとか、デジタルペンであった。
- このマイクロバスは25人乗りです。
- 書類をマイクロフィッシュにして保存する.
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