(+)‐エフェドリンとは? わかりやすく解説

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エフェドリン【ephedrine】

読み方:えふぇどりん

アルカロイドの一。無色結晶劇薬で、覚醒剤原料漢方薬麻黄(まおう)に含まれ明治18年(1885)長井長義初め抽出喘息(ぜんそく)の治療用いる。化学式C10H15NO


(+)‐エフェドリン

分子式C10H15NO
その他の名称(+)-Ephedrine、L-(+)-エフェドリン、(+)-エフェドリン、(+)-L-エフェドリン、(+)-L-Ephedrine、L-(+)-Ephedrine、[S,(+)]-α-[(R)-1-(Methylamino)ethyl]benzenemethanol、d-エフェドリン、(1S,2R)-2-(Methylamino)-1-phenyl-1-propanol、(1S,2R)-(+)-Ephedrine、(1S,2R)-(+)-エフェドリン、d-Ephedrine、(1S,2R)-1-Phenyl-2-(methylamino)propane-1-ol
体系名:(1S,2R)-1-フェニル-2-(メチルアミノ)-1-プロパノール、(1S,2R)-1-フェニル-2-メチルアミノ-1-プロパノール、(αS)-α-[(R)-1-(メチルアミノ)エチル]ベンゼンメタノール(S)-α-[(R)-1-(メチルアミノ)エチル]ベンゼンメタノール、[S,(+)]-α-[(R)-1-(メチルアミノ)エチル]ベンゼンメタノール、(1S,2R)-2-(メチルアミノ)-1-フェニル-1-プロパノール、(1S,2R)-1-フェニル-2-(メチルアミノ)プロパン-1-オール


エフェドリン

分子式C10H15NO
その他の名称マンドリン、l-セドリン、エフェドリン、l-エフェドリン、Mandrin、l-Sedrin、Ephedrine、l-Ephedrine、(1R,2S)-1-Phenyl-2-methylamino-1-propanol、[R,(-)]-α-[(S)-1-(Methylamino)ethyl]benzyl alcohol(-)-D-エフェドリン、D-(-)-エフェドリン、(-)-エフェドリン、(-)-Ephedrine、(-)-D-Ephedrine、D-(-)-Ephedrine、[R,(-)]-α-[(S)-1-(Methylamino)ethyl]benzenemethanol、(1R,2S)-(-)-エフェドリン、(1R,2S)-Ephedrine、(1R,2S)-エフェドリン、(1R,2S)-2-(Methylamino)-1-phenyl-1-propanol、(1R,2S)-2-Methylamino-1-phenylpropane-1-ol、(1R,2S)-(-)-Ephedrine
体系名:(1R,2S)-2-メチルアミノ-1-フェニル-1-プロパノール、(1R,2S)-1-フェニル-2-(メチルアミノ)-1-プロパノール、(1R,2S)-1-フェニル-2-(メチルアミノ)プロパン-1-オール、(αR)-α-[(1S)-1-(メチルアミノ)エチル]ベンゼンメタノール、(αR)-α-[(S)-1-(メチルアミノ)エチル]ベンゼンメタノール(R)-α-[(S)-1-(メチルアミノ)エチル]ベンゼンメタノール、[R,(-)]-α-[(S)-1-(メチルアミノ)エチル]ベンゼンメタノール、[R,(-)]-α-[(S)-1-(メチルアミノ)エチル]ベンジルアルコール、(1R,2S)-1-フェニル-2-メチルアミノ-1-プロパノール、(1R,2S)-2-(メチルアミノ)-1-フェニル-1-プロパノール、(1R,2S)-2-メチルアミノ-1-フェニルプロパン-1-オール


エフェドリン

薬物エフェドリン
英名ephedrine
化合物名or商品名
分子データ
分子データ
用途解熱剤鎮咳薬
副作用悪心嘔吐発汗排尿困難な
胎,授乳児への影響安全度
備考交感神経抹消刺激し気管支痙攣緩和する
融点34
沸点225
LD50(マウス)/mg kg-11706(経口)
LD50(その他)/mg kg-1
» 「動く分子事典」の分子モデル表示の特性について、「生活環境化学の部屋」より補足説明をいただいております。

エフェドリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 14:14 UTC 版)

エフェドリン: ephedrine)は、充血除去薬(特に気管支拡張剤)、または局所麻酔時の低血圧に対処するために使われる交感神経興奮剤で、漢方医学生薬として用いられる裸子植物マオウ(麻黄)Ephedra sinica Stapf に由来するアルカロイドである。甘味剤の1種である[要出典]。アドレナリン受容体作動薬の一種であり、注射薬全身麻酔脊髄くも膜下麻酔時の低血圧に頻用されている。


  1. ^ Reynolds, 1988
  2. ^ 添付文書、2005
  3. ^ Budavari, 1996
  4. ^ Ford, 2001
  5. ^ a b Joint Formulary Committee, 2004
  6. ^ Bicopoulous, 2002
  7. ^ Dietary Supplements Containing Ephedrine Alkaloids”. U.S. Food and Drug Administration (2006年8月22日). 2009年7月7日閲覧。
  8. ^ Health Canada requests recall of certain products containing Ephedra/ephedrine”. Health Canada (2002年1月9日). 2007年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月7日閲覧。
  9. ^ 2015年グランプリ・デュッセルドルフ(ドイツ)大会結果(15.2.20-22)全日本柔道連盟
  10. ^ “【薬食審】乱用防止へ販売数量制限‐一般薬配合7成分を指定”. 薬事日報. (2014年2月17日). http://www.yakuji.co.jp/entry34758.html 2015年9月29日閲覧。 



エフェドリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/30 09:15 UTC 版)

昇圧剤」の記事における「エフェドリン」の解説

エフェドリン(商品名もエフェドリン)はα、βの両作用をもつ。

※この「エフェドリン」の解説は、「昇圧剤」の解説の一部です。
「エフェドリン」を含む「昇圧剤」の記事については、「昇圧剤」の概要を参照ください。


エフェドリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 19:56 UTC 版)

中枢神経刺激薬」の記事における「エフェドリン」の解説

ナガヰ錠 (日医工)やエフェドラとして知られる

※この「エフェドリン」の解説は、「中枢神経刺激薬」の解説の一部です。
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