映画情報 |
龍の子太郎
| 原題: | |
| 製作国: | 日本 |
| 製作年: | 1979 |
| 配給: | 東映 |
| スタッフ | |
| 監督: | 浦山桐郎 ウラヤマキリオ |
| 製作: | 今田智憲 |
| 原作: | 松谷みよ子 マツタニミヨコ |
| 脚本: | 浦山桐郎 ウラヤマキリオ |
| 企画: | 有賀健 |
| 山口康男 ヤマグチヤスオ | |
| 作画監督: | 小田部羊一 オタベヨウイチ |
| 音楽: | 真鍋理一郎 マナベリイチロウ |
| 美術: | 土田勇 ツチダイサム |
| スクリプター: | 葛西治 |
| 制作補: | 吉岡修 ヨシオカオサム |
| 岸本松司 | |
| キャスト(役名) |
| 加藤淳也 カトウジュンヤ (龍の子太郎) |
| 熊倉一雄 クマクラカズオ (赤鬼) |
| 樹木希林 キキキリン (山姥) |
| 北村和夫 キタムラカズオ (黒鬼) |
| 吉永小百合 ヨシナガサユリ (太郎の母) |
| 解説 |
| 現在定期的にアニメーションを製作している世界唯一のスタジオとなった東映動画の三十一本目の作品。信州に古くから伝わる民話に材をとって、童話作家松谷みよ子が書き上げたもので、脚本、監督は初めてアニメーションを担当する「青春の門 自立篇(1977)」の浦山桐郎。 |
| ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
| 龍の子太郎は山の中の小さな村でおばあさんと二人で暮らしていた。ある日、太郎が山で遊んでいると、天狗があらわれ、すもうの強い太郎に百人力を与えた。ある日、おばあさんは太郎にお母さんのことを話した。太郎の母は太郎がお腹の中にいるとき、空腹でたまらず、村のおきてを破ってイワナを食べてしまったばかりに龍になってしまった。やがて生まれた太郎に龍はお乳代わりに美しい玉を残し、「太郎が大きくなったら、北の国の湖に住んでいるので来るように」とおばあさんに言い残して遠くへ行ってしまったのだ。話を聞いた太郎は母をさがしに村を出る決意をするが、その頃、仲良しのあやが黒鬼にさらわれてしまう。黒鬼をやっつけあやを助けだした太郎は、それまで鬼に苦しめられていた村人におむすびをごちそうになった。米を食べたことのない太郎はたくさん食べたが「貧しい自分の村の人に食べさせられたらと思うと涙が出て来る。村の人に貰った美しい鏡と一日百里を走る小馬をあやに渡し、太郎は旅を続ける。ある山で吹雪に会った太郎は雪女にいたぶられとうとう意識を失ってしまう。この様子はあやの鏡に与っており、あやは百里走る小馬に乗ってやって来て、太郎を助けるのだった。小馬に乗った二人はとうとう北の湖にやってきた。太郎は「おかあさん!」と声を限りに叫び、あやは得意の笛を吹いた。静かだった水面がザワザワすると、水面が二つにわれ、目のつぶれた韻が姿をあらわした。太郎が子供の頃乳代りにしゃぶっていた玉は実は龍の目だったのだ。太郎は泣きながら龍の首にすがりつく。母がこんな姿になったのも、村が貧しいためだと悟った太郎は、湖の水を海に流し、お米の作れる新しい土地を作ろうと思いついた。龍は太郎を背に乗せ、血を流しながらも岩山に何度も何度もぶつかった。やがて激しい音とともに山はくだけ、水は洪水のように流れ出し、海に注いでいった。龍は太郎の思いやりの涙でやさしいもとの母の姿に戻った。こうして出来た広々とした豊かな土地で太郎とあや、山の人々はみんなしあわせに暮らし始めるのだった。 |
近代文学作品名辞典 |
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龍の子太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/08 01:41 UTC 版)
龍の子太郎(たつのこたろう)は、松谷みよ子の児童文学である。本作を原作としてアニメ映画が製作されたほか、人形劇、ストレート・プレイ、ミュージカル、マスク・プレイ、舞踊劇等々、舞台化もされている。
本作は、長野県の信州・上田に伝わる民話『小泉小太郎』と松本に伝わる民話『泉小太郎』を中心に、秋田の民話など日本各地に伝わる民話を組み合わせ、再話している。創作の過程は松谷の自著『民話の世界』に詳しい[1]。
松谷は本作品で第1回講談社児童文学新人賞、国際アンデルセン賞優良賞などを受賞する。
- ^ 松谷みよ子『民話の世界』PHP研究所、2005年、ISBN 978-456963818-8
- 1 龍の子太郎とは
- 2 龍の子太郎の概要
固有名詞の分類
龍の子太郎に関連した本
- 龍の子太郎(新装版) (児童文学創作シリーズ) 松谷 みよ子 講談社
- 龍の子太郎 (子どもの文学傑作選) 松谷 みよ子 講談社
- 龍の子太郎 (講談社青い鳥文庫 6-5) 松谷 みよ子 講談社
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