黒死館殺人事件とは? わかりやすく解説

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黒死館殺人事件

作者小栗虫太郎

収載図書日本探偵小説全集 6 小栗虫太郎
出版社東京創元社
刊行年月1987.11
シリーズ名創元推理文庫


黒死館殺人事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 20:04 UTC 版)

黒死館殺人事件』(こくしかんさつじんじけん)は、小栗虫太郎の長編探偵小説


  1. ^ 『グリーン家殺人事件』は1929年、本国アメリカで大ベストセラーになった翌年に日本でも出版され、『黒死館殺人事件』のみならず浜尾四郎の『殺人鬼』など非常に大きい影響を日本の探偵小説界に与えた。なお『黒死館殺人事件』では『グリーン家殺人事件』のネタバレがされている。
  2. ^ 島田太郎「黒死館の門前に佇んで」(『黒死館殺人事件 小栗虫太郎傑作選I』〈現代教養文庫〉社会思想社、1977年、所収), p. 524.
  3. ^ 坂口安吾「『蝶々殺人事件』について(推理小説論)」『新潮』1950年4月号。青空文庫
  4. ^ 松山俊太郎「解題」(『黒死館殺人事件 小栗虫太郎傑作選I』〈現代教養文庫〉社会思想社、1977年)などを参照。
  5. ^ 井上良夫「「黒死館殺人事件」を読んで」(初出1935年、『黒死館殺人事件 小栗虫太郎傑作選I』〈現代教養文庫〉社会思想社、1977年、所収)。
  6. ^ 江戸川乱歩「『黒死館殺人事件』序」1935年。
  7. ^ 九鬼紫郎『探偵小説百科』1975年。
  8. ^ a b 九鬼紫郎「負傷したコザック騎兵」『紅毛傾城 小栗虫太郎傑作選V』〈現代教養文庫〉(社会思想社、1978年), pp. 257-259. 初出は『ぷろふいる』1936年7月号。
  9. ^ 松山俊太郎「「新伝記小説」と「運命の書」――虫太郎論序説をかねて」『青い鷺 小栗虫太郎傑作選III』〈現代教養文庫〉(社会思想社、1976年), p. 420.
  10. ^ 建築史には存在しない様式名称。
  11. ^ 初版単行本、およびそれを底本とした創元推理文庫『日本探偵小説全集』版では「カペルロ・ビアンカ」と、姓名が逆になった表記がなされている。現代教養文庫版では松山俊太郎が「ピアンカ・カペルロ」と修正。
  12. ^ 『新青年』連載時、および現代教養文庫版の「主要登場人物」による。「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」では前捜査局長にして刑事弁護士と紹介されているが、本作の作中では職業についての説明はない。
  13. ^ 松山俊太郎「「新伝記小説」と「運命の書」――虫太郎論序説をかねて」『青い鷺 小栗虫太郎傑作選III』〈現代教養文庫〉(社会思想社、1976年), p. 453.
  14. ^ 作中では下の名前は出てこないが、『新青年』掲載時、および現代教養文庫版の「主要登場人物」では「支倉肝」となっている。ただし名前の読みは不明。


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