黒住忠行とは? わかりやすく解説

黒住忠行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 02:42 UTC 版)

黒住 忠行(くろずみ ただゆき、1919年7月16日[1] - 1988年9月29日[1])は、日本の官僚政治家運輸省自動車局長、参議院議員(1期)、通商産業政務次官日本自動車ターミナル社長等を歴任した。正四位勲二等瑞宝章

人物

岡山県岡山市矢坂本町出身[1]。1942年に東京商科大学(のちの一橋大学)を卒業し鉄道省入省。東京陸運局長、運輸省自動車局長を経て[2]1971年の第9回参議院議員通常選挙全国区から当選。1期務めた[1]。なお、この選挙を通じてバス協会、トラック協会、乗用自動車協会などから支援を受けたが、買収、法定外文書違反などの疑いで23人の逮捕者を出している[3]。1975年から通商産業政務次官[1]

1978年社団法人日本自動車会議所副会長[4]。1982年日本自動車ターミナル専務、1984年同社長[1]

1988年肝不全のため虎の門病院で死去。享年69。青山葬儀所で日本自動車ターミナル社葬(葬儀委員長・加藤昇専務)が行われた[2]

黒住教教主の一族であり[5]、黒住教東京大教会所総代の黒住忠義は長男[2]

著書

  • 『自動車を語る』日芸出版社、1973年

脚注

  1. ^ a b c d e f 新訂 政治家人名事典 明治~昭和『黒住 忠行』 - コトバンク
  2. ^ a b c 朝日新聞、1988年9月30日
  3. ^ 「元官僚派の違反目立つ」『中國新聞』昭和46年7月8日7面
  4. ^ 「歴代会長・副会長」日本自動車会議所
  5. ^ 朝日新聞、1971年6月6日
先代
鈴木珊吉
運輸省自動車局長
1968年 - 1970年
次代
野村一彦
先代
大橋実次
日本自動車ターミナル社長
1984年 - 1988年
次代
野村一彦




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