鷺宮定跡
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鷺宮定跡(さぎのみやじょうせき)は将棋の戦法。昭和50年代(1975年 - 1985年)後半、プロ将棋棋士の青野照市が創案し、米長邦雄がタイトル戦で連採したことで広まった。
注釈
- ^ 週刊将棋編『定跡外伝2』(2002年)では居飛車側が同順で難しいとしているが、『イメージと読みの将棋観』(2010年)では居飛車側先手番で△7三歩、▲2一馬△4二飛型で、トッププロのうち渡辺明は「▲2一馬△4二飛の交換を入れず、単に▲3六銀ならさらに良し。この局面は先手が勝てないとおかしい」とし、唯一の振り飛車党の藤井猛は「(後手は)馬を作られたうえに、飛車の頭に金がいる。この構えが棒銀に対する最善の受けとは到底思えない」と疑問を呈している。
出典
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