鶴彬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/27 17:15 UTC 版)
鶴 彬(つる あきら、1909年1月1日(戸籍上、実際には前年12月といわれている) - 1938年9月14日)は、日本のプロレタリア文学の影響を強く受けた反戦川柳作家。石川県河北郡高松町(現かほく市)生まれ。本名、喜多 一二(きた かつじ)。佐高信は鶴を「『川柳界の小林多喜二』と言われた」と自著で紹介している[1]。
- ^ 佐高信 『佐高信の斬人斬書』 徳間文庫 [さ-10-7] ISBN 4198901236、19p
- ^ a b c d e f 李修京「平和を希求し,武力に抵抗した文学青年考察 : 尹東柱,小林多喜二,鶴彬,槇村浩を中心に」『東京学芸大学紀要 人文社会科学系I』第61巻、東京学芸大学学術情報委員会、2010年1月、99-115頁。
- ^ 飯田則夫 『ヴィジュアル新書 大日本帝国の戦争遺跡』 ベスト新書 479 ISBN 978-4584124796、116p
- ^ 秋山清『近代の漂泊』現代思潮社、1970年、122p頁。
- ^ 佐高信 『日本に異議あり』 講談社文庫 [さ-33-13] ISBN 4062057921、15p
- ^ 佐高信 『タレント文化人200人斬り 上 日本をダメにする100人』 河出文庫 [さ-33-1] ISBN 978-4309413808、38p
- ^ 鶴彬の句碑 秘話を発見 鶴彬資料室 Tsuru Akira
- ^ 木村哲也「反戦川柳人鶴彬研究序説」『語学文学』第43巻、北海道教育大学語学文学会、2005年、33-50頁、doi:10.32150/00010640。
固有名詞の分類
- >> 「鶴彬」を含む用語の索引
- 鶴彬のページへのリンク