鬼ヶ島
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鬼ヶ島、鬼が島(おにがしま)は、日本の昔話や物語文学、説話文学などに登場する、鬼が住んでいるとされる島。昔話では、桃太郎や鬼の子小綱などに登場しており、特に桃太郎に登場する鬼ヶ島が一般に広く知られている。
- ^ 関敬吾 『日本昔話大成』6巻 角川書店 1978年 253-272頁
- ^ 『新編 柳田國男集 第七巻』 筑摩書房 1978年 p.224. タロが太郎からきているとする
- ^ 『保元物語』「為朝鬼島渡事并最後事」に「昔は鬼なりしか今は末になりて」とある。
- ^ 御橋悳言 『詳註保元物語』 続群書類従完成会 1980年 358-359頁
- ^ 隠れ蓑は、近現代では昔話などを通じ天狗の持ち物というイメージがあるが、古くは鬼の所持している宝物としてしばしば描かれている。『宝物集』にも記載があり、これらの宝物は12世紀末にはよく登場する。
- ^ 打ち出の履とも。水面を浮いて歩くことができる履物と考えられている。
- ^ 新 日本古典文学大系 『保元物語』 岩波書店 脚注
- ^ a b 島津久基 『国民伝説類聚』 大岡山書店 1933年 180-181頁
- ^ 市古貞次 校注 『御伽草子』上巻 岩波書店<岩波文庫> 1985年
- ^ 関敬吾 『日本昔話大成』7巻 角川書店 1978年 335-340頁
- ^ 古川のり子 『昔ばなしの謎 あの世とこの世の神話学』 角川ソフィア文庫 2016年 p.40.
- ^ 古川のり子『昔ばなしの謎 あの世とこの世の神話学』角川ソフィア文庫 2016年 pp.40 - 41.
- ^ 香川県国立公園協会 『遊覧讃岐』 香川県国立公園協会 1934年 32-35頁
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