こうおんこうがくしけん‐けんきゅうろ〔カウヲンコウガクシケンケンキウロ〕【高温工学試験研究炉】
読み方:こうおんこうがくしけんけんきゅうろ
高温工学試験研究炉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/16 01:27 UTC 版)
高温工学試験研究炉 (High Temperature engineering Test Reactor:HTTR) とは、日本原子力研究所(現 : 日本原子力研究開発機構)が茨城県大洗町に建設した研究用原子炉である。炉の形式は、冷却材としてヘリウムを利用した黒鉛減速ガス冷却炉である。この形式の高温ガス炉としては日本唯一であり、3万キロワットの熱出力により950℃のガスを生み出し、その熱を利用して水素を製造することを目的としており、原子力発電は行わない[1]。燃料集合体は、ペブルベット型とは異なる六角柱型となっている。
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