高橋氏文とは? わかりやすく解説

たかはしうじぶみ〔たかはしうぢぶみ〕【高橋氏文】

読み方:たかはしうじぶみ

奈良時代古記録朝廷内膳司仕えた高橋氏が、安曇(あずみ)氏との勢力争いをめぐり、自家の優位を示すために延暦8年(789)朝廷提出した家記とこれを裁定した12年太政官符逸文として伝わる。


高橋氏文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/13 10:01 UTC 版)

高橋氏文(たかはしうじぶみ)は、日本の歴史書、古記録である。




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高橋氏文

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 07:52 UTC 版)

磐鹿六鴈」の記事における「高橋氏文」の解説

本朝月令』所引『高橋氏文』逸文では、『日本書紀』伝承経緯について、異伝含め詳細に記されている。これによると、景行天皇53年10月天皇上総国安房浮島宮に至った時、磐鹿六獦命皇后の命で「カクカク鳴く」を捕らえようとしたが果たせなかった。しかし堅魚白蛤得たので皇后捧げると、天皇献上するよう命じられた。そこで六獦命は无邪志国造上祖の大多毛比、知々夫国造上祖の天上腹と天下腹らを呼び寄せ、膾・煮物焼物作って献上した天皇はこれを誉め永く御食供進するように命じ、また六獦命に大刀授けとともに大伴部与えた。さらに諸氏族・東方諸国12氏から子(赤子)各1人進上させ六獦命に付属せしめた。またこの時に上総国安房大神現在の安房神社千葉県館山市)に比定)を御食都神(御食津神)として奉斎したが、この神が大膳職祭神であるという。 また『政事要略』所引『高橋氏文』逸文によると、六命(六獦命/六雁命)が景行天皇72年8月に病で死去すると、天皇は大変悲しんで親王の式に准えて葬を賜り宣命使として別命・武男心命を派遣した。そして、六命を宮中食膳司る膳職に祀るとともに子孫を膳職の長官および上総国淡路国(ここでは安房国)の長と定め、和加佐国(若狭国)は永く子孫らが領する国として授けたという。

※この「高橋氏文」の解説は、「磐鹿六鴈」の解説の一部です。
「高橋氏文」を含む「磐鹿六鴈」の記事については、「磐鹿六鴈」の概要を参照ください。

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