高橋勝四郎
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高橋 勝四郎(たかはし かつしろう、1885年(明治18年)12月9日 - 1972年(昭和47年))は、日本の獣医師。馬産家として名高い。岩手県胆沢郡南下幅村(現在の奥州市)出身。父の高橋音四郎は南都田村の村議会議員。
- ^ 当時は藩政時代制度の名残から、成績の突出して良い子供は通常よりも早く尋常小学校に入学することができた。
- ^ 勝四郎は当時すでに『論語』、『大学』、『十八史略』、『日本外史』を通読するなど高い教養を得ていた。
- ^ 背景には馬政局の推奨を受けてサラブレッドの生産に乗り出した小岩井農場が、しかるべき飼育管理担当者の推挙を馬政局に求めたということがあった。
- ^ 当時、戊辰戦争で仙台藩と南部藩が江戸幕府側についた影響から岩手県人は逆賊とみなされ、政府の役人となることは非常に難しかった。そのため勝四郎は馬政局の技手となったことを誇りに感じており、民間の小岩井牧場へ出向することに強く抵抗した。
- ^ 当初小岩井農場は軍馬の改良のためにサラブレッド生産を行ったが、生産開始から間もなく馬政局がアングロノルマンを中心に軍馬改良を行うと方針転換したことを受け、競走馬としてサラブレッドを生産することになった。
- ^ ハクニーとサラブレッドの雑種。サラブレッド血量が25%になるよう配合された。
- ^ このとき輸入されたのがシアンモアである。
- 1 高橋勝四郎とは
- 2 高橋勝四郎の概要
- 3 勝四郎の馬産理論
- 4 参考文献
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