高坂正尭とは? わかりやすく解説

高坂正堯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 13:16 UTC 版)

高坂 正堯(こうさか まさたか、1934年昭和9年)5月8日 - 1996年平成8年)5月15日)は、日本国際政治学者社会科学者思想家京都大学法学部教授。


  1. ^ a b 国際政治学者・高坂正堯没後20年 「現代の古典」思想家として注目.産経ニュース、2016年6月29日
  2. ^ 「師あり弟あり - 国際政治学者(読売新聞2007年3月14日付)」
  3. ^ なお、高坂は吉田の研究著述にあたり、晩年の吉田自身にも取材した。高坂は吉田にも気に入られ、NHK「わが外交を語る」(1965年8月29日放送、現存)では萩原延壽と共にインタビュアーを担当した。なお同番組を原稿に起こしたものは『人間 吉田茂』に所収(吉田茂記念事業財団編、中央公論社, 1991年)。また吉田が、ブリタニカ百科事典に依頼され寄稿した日本の近代史を俯瞰するエッセイ「日本を決定した百年」は、高坂がゴーストライターを務めたといわれる。吉田茂『日本を決定した百年――附・思出す侭』(中公文庫, 1999年)、粕谷一希の解説より。
  4. ^ しかし、当時の政治学界では、高坂を「保守政権にすり寄るタカ派知識人」とレッテルを貼られることとなった。高坂も当時を「勧められて飛び降りてみたら、まわりはすべて敵であった」と語っている。五百旗頭・前原・細谷、上記鼎談、82-83ページを参照。
  5. ^ a b c 服部龍二 (2018年12月9日). “なぜ島田紳助がリスペクト? 国際政治学者・高坂正堯の意外な一面”. 文春オンライン. オリジナルの2018年12月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181213222138/https://bunshun.jp/articles/-/9936 
  6. ^ 一例として、佐藤派番記者・佐藤総理秘書官を務めた楠田實は、佐藤首相が環境問題に注目した契機が、ヨーロッパの環境汚染を見てきた高坂のアドバイスであったと語っている。『アステイオン 42号』掲載の楠田の追悼文を参照。また、『佐藤栄作日記』『楠田実日記』では、高坂が頻繁に佐藤・佐藤側近らと会食・会談を重ねていたことが記されている。
  7. ^ 添谷『日本の「ミドルパワー」外交』、第3章を参照。
  8. ^ a b 服部龍二 (2018年12月9日). “なぜ島田紳助がリスペクト? 国際政治学者・高坂正堯の意外な一面”. 文春オンライン. オリジナルの2021年7月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210731102327/https://bunshun.jp/articles/-/9936?page=2 
  9. ^ a b 服部龍二 (2018年12月9日). “なぜ島田紳助がリスペクト? 国際政治学者・高坂正堯の意外な一面”. 文春オンライン. オリジナルの2021年7月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210731103138/https://bunshun.jp/articles/-/9936?page=3 
  10. ^ a b 『高坂正堯著作集』付録の月報を参照
  11. ^ サンケイスポーツ1985年10月17日5面「ありがとう阪神 恐怖のつり橋渡り待ってる」
  12. ^ ツイッターに晒された阪大「阪神優勝なら単位」…冗談にも慎重さが必要な時代
  13. ^ “【高坂正堯没後20年】「非武装中立」は危険な幻想 左派進歩主義者に挑んだ現実主義者の覇気”. 産経新聞. (2016年7月4日). オリジナルの2018年10月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181024073641/https://www.sankei.com/west/photos/160704/wst1607040007-p3.html 
  14. ^ 政治家の本棚 運命の高坂正堯『国際政治』との出会い2/2(前原誠司公式ホームページ)
  15. ^ 高坂節三『昭和の宿命を見つめた眼―父・高坂正顕と兄・高坂正堯』PHP研究所、2000年11月、28頁。ISBN 978-4569613574 
  16. ^ 岡部陽二服部龍二『Documents and Data 元住友銀行専務取締役 岡部陽二インタビュー : 学生時代の高坂正堯』中央大学総合政策学部〈総合政策研究 = Japanese journal of policy and culture (28)〉、2020年3月、116頁。 
  17. ^ 前年秋に教育テレビで行った放送講座「NHK人間大学」を著作化


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