馬油
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 21:12 UTC 版)
馬油(バーユ、マーユ[1][2])は、馬の皮下脂肪を原料とする動物性油脂のことである。主に食用の馬を解体する際に腹や首の部位から採取される[3]。オレイン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、リノール酸、リノレン酸などを多く含んでおり[1]、古くから皮膚治療の民間薬に用いられてきたが、医薬品のような効能・効果は認められていない[3]。
- ^ a b 『化粧品成分用語事典 2012』(改訂・完全版)中央書院、2012年8月、20-21頁。ISBN 9784885140440。全国書誌番号:22122427 。
- ^ 道浦俊彦 (2014年12月18日). “新・ことば事情 5618「『馬油』の読み方」”. 読売テレビ. 2015年5月16日閲覧。
- ^ a b c “QandA 馬油”. 株式会社 薬師堂. 2015年5月17日閲覧。
- ^ 産学連携による障害者の自立を目指した取組み ~高品位馬油の製造と販売~ (PDF) 『関西・中四国支部 第1回研究・事例発表会 予稿集』 2008年12月4日, 産学連携学会
- ^ 呉貴郷, 藤重昇永, 市丸雄平、「馬油による皮膚の保湿効果の検討」 『西日本皮膚科』 2004年 66巻 6号 p.621-624, doi:10.2336/nishinihonhifu.66.621, 日本皮膚科学会西部支部
- ^ “第23回<脂肪のかたさが畜種によって違う理由> 日本獣医畜産大学畜産食品工学科肉学教室”. 岡山大学 農学部 食肉品質研究会. 2015年6月6日閲覧。
- ^ “なぜ「馬油」はこれほど中国人に人気なの?=中国メディア”. サーチナ (2015年8月10日). 2016年8月19日閲覧。
- 1 馬油とは
- 2 馬油の概要
馬油
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 09:24 UTC 版)
園内では「馬油」(ばあゆ)を扱う。馬油とは“ガマの油”と同じく様々な薬効を信じられている民間薬であり、ハンドクリームなどに加工されている。 ※他、営業時間・料金などの営業詳細は外部リンクを参照されたい。
※この「馬油」の解説は、「昭和新山熊牧場」の解説の一部です。
「馬油」を含む「昭和新山熊牧場」の記事については、「昭和新山熊牧場」の概要を参照ください。
- >> 「馬油」を含む用語の索引
- 馬油のページへのリンク