ネゲヴ砂漠の香の道と都市群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/04 15:56 UTC 版)
ネゲヴ砂漠の香の道と都市群(ネゲヴさばくのこうのみちととしぐん)あるいは香の道-ネゲヴ砂漠都市群(こうのみち ネゲヴさばくとしぐん)[1]は、イスラエル南部のネゲヴ砂漠にあるユネスコ世界遺産登録物件の一つである。紀元前2世紀頃から紀元3世紀頃に、この地に住んでいたナバテア人たちは乳香や没薬といった香の交易で栄えていた。交易路はペトラ、ガザ、エイラートなどとネゲヴの都市群を結ぶもので、アラビア半島南部(現在のイエメンとオマーン一帯)から地中海沿岸まで伸びる[2]。この世界遺産は、そうした交易を偲ばせる遺跡や道が織りなす文化的景観を登録したものである。
- ^ 前者はフランス語登録名の訳、後者は英語登録名の訳。
- ^ “Incense Route - Desert Cities in the Negev” (英語). UNESCO World Heritage Centre. 2023年5月5日閲覧。
- 1 ネゲヴ砂漠の香の道と都市群とは
- 2 ネゲヴ砂漠の香の道と都市群の概要
- 3 登録基準
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