顔真卿自書建中告身帖事件とは? わかりやすく解説

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顔真卿自書建中告身帖事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 03:18 UTC 版)

顔真卿自書建中告身帖事件(がんしんけいじしょけんちゅうこくしんちょうじけん)とは、代の書家である顔真卿真蹟である「顔真卿自書建中告身帖」(以下「自書告身帖」と略する。)の所有者である財団法人書道博物館[注釈 1]が、この「自書告身帖」の写真を掲載した書籍を出版販売した書芸文化新社に対して、所有権(使用収益権)の侵害を理由に、出版物の販売差止とその廃棄を求めた民事訴訟事件である。1984年昭和59年)の最高裁判決は、当該著作物パブリックドメインであるとし、原告が敗訴した。


  1. ^ a b 書道博物館は洋画家・書家の中村不折が収集した資料を中心とする私立の博物館法指定博物館である。(中村不折#書道博物館の創設参照)裁判後の1995年に閉鎖し、同財団法人は資産を台東区に寄付した。2021年現在、「自書告身帖」は書道博物館の後継施設である台東区立書道博物館の所蔵作品になっている。


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