顔淵とは? わかりやすく解説

がん‐えん【顔淵】

読み方:がんえん

顔回(がんかい)


顔回

(顔淵 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 13:50 UTC 版)

顔 回(がん かい、紀元前521年 - 紀元前490年[1][2])は、孔子の弟子の一人。尊称は顔子子淵(しえん)、ゆえに顔淵(がんえん)ともいう[3]。後世の儒教では四聖の一人「復聖」として崇敬される[4]の出身[3]


  1. ^ 『中国人名事典』ISBN 4-8169-1164-2
  2. ^ 『中国神話・伝説大事典』ISBN 4-469-01261-0
  3. ^ a b c 宇野茂彦・小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)『顔回』 - コトバンク
  4. ^ a b 大成殿に祀られているもの|史跡湯島聖堂|公益財団法人斯文会”. www.seido.or.jp. 2020年12月7日閲覧。
  5. ^ 箪食瓢飲』 - コトバンク
  6. ^ 陋巷』 - コトバンク
  7. ^ a b 石本道明、青木洋司 『論語 朱熹の本文訳と別解』明徳出版社、2017年11月25日。ISBN 978-4-89619-941-3 
  8. ^ 金谷治 『孔子』〈人類の知的遺産〉 4巻、講談社、1980年8月10日、234-238頁。 
  9. ^ 司馬遷 著、箭内亘 訳 『史記列伝 上巻』〈国訳漢文大成〉 経子史部第15巻(第4版)、国民文庫刊行会、1924年、60頁。doi:10.11501/926465https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/926465/352020年1月16日閲覧 
  10. ^ 井ノ口 2015, p. 232-234.
  11. ^ 大渕貴之「避諱による唐代類書の部立て改変について——『藝文類聚』における「改字」を中心に」『九州中國學會報』第46巻、2007年、 6頁。
  12. ^ 段玉裁説文解字注』水部「淵回水也」の注文「顔回字子淵」 說文解字注 第1118頁 (圖書館) - 中國哲學書電子化計劃” (中国語). ctext.org. 2021年3月17日閲覧。
  13. ^ 湯浅邦弘編『概説 中国思想史』ミネルヴァ書房、2010年、ISBN 9784623058204。(南澤良彦著「第4章 魏晋南北朝・隋唐」)70頁。
  14. ^ 仲畑, 信「王弼『論語釈疑』について」『中国思想史研究』第19巻、1996年12月25日、 107頁、 doi:10.14989/234376ISSN 0388-3086
  15. ^ a b 井ノ口 2015, p. 233.
  16. ^ 湯浅邦弘上博楚簡『顔淵問於孔子』と儒家系文献形成史」『中国研究集刊』第55巻、大阪大学中国学会、2012年、 doi:10.18910/58712
  17. ^ 浅野裕一「上博楚簡『君子爲禮』と孔子素王説」『中国研究集刊』第41巻、大阪大学中国学会、2006年。
  18. ^ 井ノ口 2015, p. 259-262.
  19. ^ 井ノ口 2015, p. 259.
  20. ^ 顔廟』 - コトバンク
  21. ^ 瓢花入 顔回”. www.eiseibunko.com. 永青文庫美術館. 2021年3月17日閲覧。


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