額縁放送
(額縁映像 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/09 18:28 UTC 版)
額縁放送(がくぶちほうそう)とはテレビ受像機視聴において、映像が額縁のように画面の中央部に枠付きで一回り小さく表示される現象の通称である。
注釈
- ^ 4:3映像を4:3映像形式の信号で放送したものをワイド画面サイズのテレビで視聴した場合も視聴画面イメージはテレビ側の互換機能により同様なものになるが、この場合は額縁放送は発生するケースには当たらない。なお、放送局側がどちらの形式(ピラーボックスでの16:9映像形式、あるいは4:3映像形式)で放送するかは局側の事情による。
- ^ 映像ソースはテレビ放送で4:3映像が標準形式だった時代に制作されたものは一般的(特殊な用途を想定したものは除く)に4:3サイズの映像である。従って、縦横比が異なる放送に用いるには映像ソースになんらかの加工・調整が必要になる。調整の方法は、この記事で説明しているような余白を追加する方法とそれとは逆に視聴に差し支えないと判断される映像部分をカットする方法もある。どちらを選んで運用するかは両者共にメリット・デメリットがあるため、運用側の理念・思想・事情などによる。
- ^ 主な使用例として、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』[3]などがある。
- ^ 例としてユニデンが発売している機種などで確認されている。
出典
- ^ 社団法人電波産業会 「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」第四編第三部 31.3.2.2、「BS/広帯域CSデジタル放送運用規定」第一部第四編 31.4.2.2
- ^ 氷川竜介のアニメ重箱の隅 第13回 見切れとバレ[リンク切れ]
- ^ “押井守の姉・妻・女優(小原篤のアニマゲ丼):朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2017年1月15日). 2022年10月15日閲覧。
- 1 額縁放送とは
- 2 額縁放送の概要
- 3 機器側の動作に関して
額縁映像と同じ種類の言葉
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