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青かび [Blue mold (mould)]

 青かびは一般的な呼び名で、分類上で真菌の中の不完全菌類含まれるペニシリウム属ペニシリウム・ノタトウム(Penicillium notatum)などの数種を指す。一般に湿気の多い土壌空気中、室内など空気有機物が多いところに生息し、しばしば、餅、パン麺類、みかんなどに生える最も身近な青色のかびである。ペニシリウム属のかびは黒かび麹かびなどのアスペルギルス属類似しているが、青かびから最初抗生物質であるペニシリン発見されたことでもよく知られている。
一方、青かびは果実野菜青かび病として知られている。リンゴナシではペニシリウム・エクスパンサム(P.expansum)、ミカンではペニシリウム・イタリカム(P.italicum)、サツマイモヤマイモタマネギニンニクではペニシリウム・グラジオリ(P.gladioli)などが病原菌である。なお、ペニシリウム属には青かび以外に黄変米原因かびとしてペニシリウム・イスランジカム(P.islandicum)などもある。このかびは肝臓障害をおこすイスランジトキシン(islanditoxin)などの真菌毒素(かび毒)を産生する。


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アオカビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/22 08:38 UTC 版)

(青かび から転送)

アオカビPenicillium)はアオカビ属(ペニシリウム属)に属するカビの総称で、もっとも普遍的に見られる不完全菌の一つである。胞子の色が肉眼で青みを帯びた水色であることからその名がある。ただし、白や緑がかった色のものも見られ、必ずしもすべてのアオカビ属(Penicillium属)のカビが青いわけではない。

顕微鏡で観察すると、筆状体(ひつじょうたい、penicillus)と呼ばれる筆のような形の構造が見られ、その先端に胞子がついているのが判る。これがこのカビの学名の由来になっている。世界で初めての抗生物質であるペニシリンが、この種のカビから発見されたことは有名である。また、ゴルゴンゾーラロックフォールなどの代表的なチーズの製造に用いられるカビもアオカビの仲間である。




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