あおいさんみゃく〔あをいサンミヤク〕【青い山脈】
読み方:あおいさんみゃく
石坂洋次郎の小説。昭和22年(1947)発表。第二次大戦後まもない地方の町を舞台に、高校生らの男女交際などを通して解放された青春の姿を明るくユーモラスに描く。
歌謡曲。昭和24年(1949)発表。西条八十作詞、服部良一作曲。発表当初は藤山一郎、奈良光枝によって、続いて昭和38年(1963)、神戸一郎、青山和子によって歌われた。
今井正監督・脚色による映画の題名。昭和24年(1949)公開。出演、原節子、龍崎一郎、池部良ほか。第4回毎日映画コンクール撮影賞受賞。
松林宗恵監督による映画の題名。昭和32年(1957)公開。「新子の巻」「雪子の巻」の2本立て。出演、雪村いづみ、司葉子ほか。
西河克己監督による映画の題名。昭和38年(1963)公開。出演、吉永小百合、浜田光夫ほか。
青い山脈
青い山脈
青い山脈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 21:12 UTC 版)
『青い山脈』(あおいさんみゃく)は、1947年に発表された石坂洋次郎作の長編小説。日本の一地方を舞台に高等女学校の生徒らの男女交際などを通して当時の社会と人間を明るくユーモラスに描いた作品である[2]。
- ^ a b 無署名「石坂洋次郎の素顔」『石坂洋次郎』人と文学シリーズ 現代日本文学アルバム、学研、1980年、158頁。
- ^ a b 「青い山脈」『デジタル大辞泉』小学館、コトバンク。2022年5月10日閲覧。
- ^ a b 森英一「青い山脈」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、コトバンク。2022年5月10日閲覧。
- ^ a b 坂尻昌平「青い山脈 映画」『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、コトバンク。2022年5月9日閲覧。
- ^ 「「青い山脈」連載始まる 恋愛・民主主義の「伝道師」昭和22年6月9日」(アーカイブ)『朝日新聞』(2010年6月19日付夕刊)、「昭和史再訪セレクション」『朝日新聞どらく』。2022年5月10日閲覧。
- ^ 無署名「石坂洋次郎文学へのいざない」『石坂洋次郎』人と文学シリーズ 現代日本文学アルバム、学研、1980年、22頁。
- ^ 小松伸六「解説」『石坂洋次郎』新潮現代文学 9、新潮社、1979年、394頁。
- ^ 『青い山脈』「日曜日」章。
- ^ 高橋源一郎『今夜はひとりぼっちかい?』講談社、2018年、241頁。ISBN 4062180111。
- ^ a b c 『青い山脈』「一つの流れ」章。
- ^ a b 『青い山脈』「和解へ」章。
- ^ 『青い山脈』「理事会開く」章。
- ^ 石坂洋次郎(1972年12月)「石坂洋次郎文学紀行/ふるさとの山に向いて」『石坂洋次郎』人と文学シリーズ 現代日本文学アルバム、学研、1980年、94頁。
- ^ 大島渚『体験的戦後映像論』朝日新聞社〈朝日選書〉、1975年、100-102頁。
- ^ a b c 千葉慶「『青い山脈』的なるもののゆくえ」『ジェンダー史学』第13巻、ジェンダー史学会、2017年、5-19頁、doi:10.11365/genderhistory.13.5。
- ^ 大島渚『体験的戦後映像論』朝日新聞社〈朝日選書〉、1975年、90-91頁。
- ^ 高橋源一郎『今夜はひとりぼっちかい?』講談社、2018年、241-242頁、253-260頁。
- ^ 三浦雅士『石坂洋次郎の逆襲』講談社、2020年、38頁他。ISBN 4065186013。
- ^ 三浦雅士『石坂洋次郎の逆襲』講談社、2020年、2-7頁、170頁他。
- ^ 「石坂洋次郎の逆襲「はじめに」より抜萃」講談社BOOK倶楽部。2022年5月13日閲覧。
- ^ 「青い山脈」国立国会図書館サーチ。2022年5月9日閲覧。
- ^ 「青い山脈 ; 山のかなたに」国立国会図書館サーチ。2022年5月12日閲覧。
- ^ 「青い山脈」国立国会図書館サーチ。2022年5月12日閲覧。
- ^ 「青い山脈・山のかなたに」国立国会図書館サーチ。2022年5月12日閲覧。
- ^ 「P+D BOOKS 青い山脈 Kindle版」Amazon.com. 2022年5月9日閲覧。
- ^ 『現代長編小説全集 2 石坂洋次郎集』講談社、319頁
- ^ 『現代長編小説全集 2 石坂洋次郎集』講談社、472頁
青い山脈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 03:53 UTC 版)
「志村けんのだいじょうぶだぁ」の記事における「青い山脈」の解説
同名映画のパロディコント。このところ元気がない雪子(松本)を、クラスメイト(志村、田代、石野、渡辺)が元気づけ、同名の主題歌である「青い山脈」のBGMに合わせて5人で自転車に乗って青春街道を走っていくが、突風や豪雨・嵐に見舞われた挙句、最後は落雷の直撃を受けて全員が骸骨になってしまう。BGMも萎れていき、一体の骸骨が崩れ落ちるというブラックなオチで終わる。
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