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電解バリ取り機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/07/31 10:58 UTC 版)
電解バリ取り機(でんかいばりとりき、electro chemical deburring machining、ECDまたはECDM)とは、電解加工を応用した金属製被加工物のバリ取り用工作機械である。被加工物のバリ取り箇所に合わせて製作した電極を-極、被加工物を+極として間隙を隔ててセット。間隙に電解液を流しながら直流電圧をかける事によりバリを取る装置である。
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応用分野
- 自動車用部品や各種エンジン部品などバリの脱落によりシステムに不具合を起こすのを嫌う分野で使用される事が多い。
長所
- 機械加工や人では手の届かない部分のバリや、他の方法では取りきれないバリも取れる。
- 非接触加工のため、二次バリや加工応力による歪みが発生しない。
- 加工による熱は発生するが少ないため、熱応力による歪みが発生しない。
- 加工原理上、電極(-極)は消耗しないので交換不要。(但し、スパークによる破損は除く)
- 1工程で複数箇所のバリを同時に除去する事が可能。被加工物によってはマシンタイムが短くて済む。
短所
- バリ以外の場所も溶かすため、大きなバリ(MAX 0.5mmくらいまで)には不向き。
- バリを溶かす事によりスラッジが生成されるため、処理費用がかかる。
- 金属に対して電解液を使用するため、バリ取り加工後に洗浄および防錆が必要。
- 非接触加工のため、バリ取り範囲やR付けを厳密に制御出来ない。
- 電極(+極)が電蝕により消耗したり、スパークにより破損する場合があり交換が必要。

