電源パターン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 09:10 UTC 版)
電源パターン(でんげんパターン)はコンピュータゲーム用語の一つ。 ゲーム機の電源投入直後に現れる、ゲーム挙動の規則性を指す俗称。
- ^ コンピュータプログラムは通常、完全にデタラメな値を得ることはできない。ある計算式により、一見デタラメだが実は規則性・周期性のある値を順に生成するのみである。これを疑似乱数といい、生成される乱数列は種(シード)と呼ばれる初期値により決定される。
- ^ 実際には、電源を切ってもなお状態の一部が保持され、完全には初期化されない環境も多い。しかし何らかの理由で保持情報が消去されたり、そもそも保持情報が乱数に関係しないプログラムであれば、電源パターンが現れる可能性がある。
- ^ エンターブレイン『月刊アルカディア』2011年7月号 90ページ
- ^ メモリバックアップが有効な基板でも、テストモードでSRAM内容を初期化すれば可能。
- ^ ちなみに2000年版セガテトリス(新セガテトリス)では、レベル16以降これと同じ順序でブロックが出現する。
- ^ 『サガシリーズ』や『ファイナルファンタジーシリーズ』といったスクウェア初期のゲームに顕著なことが知られており、天文学的に低い確率のフィーチャーを成功させるプレイ手順も確立されている。
- ^ 一例として、『ポケットモンスター エメラルド』において、能力値の高いポケモンを捕まえようとリセットしても毎度同じ値になってしまう現象(俗に「エメラルドループ」と呼ばれる)が知られている。
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- 1 電源パターンとは
- 2 電源パターンの概要
- 3 関連項目
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