電子書籍リーダー
別名:電子書籍リーダ,電子ブックリーダー,電子ブックリーダ,電子書籍ビューア,電子書籍ビューアー,電子ブックビューア,電子ブックビューアー,電子書籍ビューワ,電子書籍ビューワー,電子ブックビューワ,電子ブックビューワー,電子ブックプレーヤー,デジタルブックリーダー,Eブックリーダー,e-Bookリーダー
【英】Digital Book Reader, Digital Book Viewer, e-reader
電子書籍リーダーとは、電子書籍(電子ブック)と呼ばれるテキスト中心のデジタルコンテンツ(電子出版物)を閲覧するためのハードウェア、もしくはソフトウェアの総称である。
電子書籍リーダーを用いて電子書籍を読む方式は、印刷・出版物の文化をデジタル化するものであると言える。専用の端末を利用するタイプのものや、PDA、携帯電話などを利用するもの、あるいは、専用のソフトウェアを用いてPCで閲覧するのもなど、複数のタイプがある。また、電子書籍にはEPUBやXMDFなど複数のファイル形式があり、電子書籍リーダーによってサポートされている必要がある。
専用端末としての電子書籍リーダーは、端末の小型化や、電子ペーパーおよび電子インクの技術向上によるディスプレイの視認性の向上、コンテンツ配信チャネルの整備などが進み、北米などをはじめとして普及が進みつつある。コンテンツの入手方法も、今日では無線LANを利用してオンラインで購入し、ダウンロードする形式が多くなっている。
電子書籍リーダー専用端末の代表的な製品としては、1990年にソニーが発売した「データディスクマン」に始まり、米ソニーが販売している「ソニーリーダー」、米Amazon.comが発売した「Kindle」などがある。
参照リンク
電子ブックプレーヤー「データディスクマン」 - (ソニー製品情報)
Reader Digital Book - Sony - (英語)
Amazon Kindle - (英語)
電子ブックプレーヤー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 10:35 UTC 版)
「電子ブック (規格)」の記事における「電子ブックプレーヤー」の解説
電子ブック検索・閲覧専用ハードウェアとしての「電子ブックプレーヤー」は、ソニー、松下電器(九州松下)、三洋電機などから発売された。電子ブックの主たる推進者はソニーであり、初の電子ブックプレーヤー「データディスクマン」DD-1 の発売から電子ブックの歴史が始まった。途中、松下と三洋の参入はあったとはいえ、最後の電子ブックプレーヤーもソニーのDD-S35であった。 このうち、松下電器のKX-EBP2は、同時期のソニー製電子ブックプレーヤーより高速で、若干小型でもあり、さらに機構部品も丈夫なため、一部では人気があった(当時のソニー製の電子ブックプレーヤーは、機構部品の故障も少なくなかった)。 セガから家庭用ゲーム機セガサターン用ソフトウェアとして「電子ブックオペレーター HSS-0120」が発売されていた。これはゲーム機を電子ブック検索・閲覧端末(電子ブックプレーヤー)として使うソフトである。 電子ブックプレーヤーには電子ブックが付属している。ソニーの場合、最も多いものは三省堂の国語・英和・和英・外来語・類語・ことわざ、その他の辞書を1枚の電子ブックとしたもので、これは後に、ほとんど同じものが三省堂から「辞書パック10」として発売された。データが圧縮されたS-EBXAの登場以降は、広辞苑と研究社の英和・和英辞典を1枚の電子ブックとしたものとなった。松下電器は福武書店の国語・英和・和英が付属していた。 電子ブックプレーヤーは一部機種を除き、キャディの中身を入れ替えたり、専用キャディを用いることで、8cm音楽CDの再生も可能である。 FM文字多重放送に対応したラジオを内蔵した機種もあった。 電子ブックを再生できるCD-ROMドライブを内蔵したワープロ専用機も存在した。
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電子ブックプレーヤーと同じ種類の言葉
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