雲龍型航空母艦
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雲龍型航空母艦（うんりゅうがたこうくうぼかん）は、大日本帝国海軍の中型航空母艦。
注釈
- ^ #海軍造船技術概要p.267を始め「陽炎型駆逐艦」の機関を流用したとする文献が多いが、#海軍造船技術概要p.1675によると「秋月型駆逐艦」、また「建造中水上艦艇主要要目及特徴一覧表」笠置の備考欄には「但し葛城・阿蘇は駆乙用機関4基」と記入されている。ちなみに#海軍造船技術概要p.1699では陽炎型と秋月型は基本的に同一であるが、減速装置を新計画として推進器の回転数を減少させ、機関配置の違いにより低圧タービン車室と復水器の形状を変更しただけ、とされている。
- ^ #葛城引渡目録画像2による。ただし基準排水量としては数値が大きすぎ、公試排水量とすると吃水8.03mに対し小さすぎる。
- ^ a b 「一般計画要領書」には第302号艦(後の「雲龍」)として主機械が「艦本式タービン」、缶が「艦本式ロ号」とあり、一方で第5007号艦(後の「生駒」)の搭載機関として主機械が「一号丙300型タービン」、缶は「一号乙300型ロ号」と記載がある。ただし、ボイラーとタービンの命名基準は1941年(昭和16年)に変更、「1号」は使用蒸気20kg/平方cmで温度300℃、ボイラーの「乙」は空気余熱を行い、給水収熱を行わないもの、タービンの「丙」は高中低圧の3胴式、「300型」は第300号艦(重巡「伊吹」)で初めて使用した形式、ボイラーの「ロ号」はロ号艦本式缶と同じ意味であり、実質は「艦本式タービン」と「ロ号艦本式缶」の組み合わせ。#昭和16年9月～10月内令3巻/昭和16年10月(4)画像5-12、昭和16年10月28日付の内令第1297号『主及巡航「タービン」竝ニ減速装置ノ呼稱』、同日の内令第1298号『水管式主罐ノ呼稱』(詳細省略)
出典
- ^ a b c #写真日本の軍艦第3巻p.233の写真及び解説。
- ^ #昭和18年9月～10月 内令4巻/昭和18年9月(6)画像24、内令第千九百八十五號 艦艇類別等級別表中左ノ通改正ス 昭和十八年九月二十五日(中略) | 航空母艦 | | 雲龍型 | 雲龍、天城 |
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u #航空母艦一般計画要領書 p.3
- ^ a b #航空母艦一般計画要領書 p.55
- ^ a b #昭和造船史1pp.780-781
- ^ a b c d e f g #航空母艦一般計画要領書p.34
- ^ a b c d #海軍造船技術概要p.267
- ^ a b #航空母艦一般計画要領書 p.41
- ^ #昭和18年9月～10月 内令4巻/昭和18年9月(6)画像33-35、昭和18年9月25日内令第1994号、『航空母艦定員表其ノ十ヲ別表ノ如ク定ム(別表一葉添)』。別表は「雲龍」の定員表。士官61人、特務士官37人、准士官56人、下士官372人、兵1035人。
- ^ a b c d e #航空母艦一般計画要領書 p.11
- ^ a b #航空母艦一般計画要領書 p.29
- ^ #航空母艦一般計画要領書 p.54
- ^ a b #航空母艦一般計画要領書 p.45
- ^ a b c d #航空母艦一般計画要領書 p.7
- ^ a b c d e f #葛城引渡目録画像4
- ^ a b #葛城引渡目録画像5。
- ^ a b c d e f g h i j k l #写真日本の軍艦第3巻p.230
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 丸 2012年10月号雲龍型特集
- ^ #日本の航空母艦パーフェクトガイドp.97
- ^ #日本の航空母艦パーフェクトガイドpp.214-217
- ^ 月刊『丸』 2012年10月号 特集 決戦空母「雲龍」型
- ^ a b #航空母艦一般計画要領書 p.38
- ^ a b c d e f #海軍造船技術概要p.1599、「新造艦船主要要目一覧表 昭和18年9月1日 艦本総二課」
- ^ a b c d 「建造中水上艦艇主要要目及特徴一覧表」（国立公文書館）pp.11
- ^ #航空母艦一般計画要領書pp.33-34
- ^ a b #海軍造船技術概要p.1675
- ^ #重巡洋艦一般計画要領書p.17
- ^ #駆逐艦一般計画要領書p.24、陽炎型と秋月型の値。
- ^ a b #日本の航空母艦パーフェクトガイドp.237
- ^ #終戦時の日本海軍艦艇p.14、"KASAGI HAS HEXAGONAL FUNNELS."
- ^ #衣島2012p.56左中の写真及び解説。
- ^ #写真日本の軍艦第3巻p.251下の写真
- ^ #日本の航空母艦パーフェクトガイドp.237
- ^ a b c #海軍造船技術概要p.265
- ^ #日本海軍史3p.199の写真
- ^ 東清二「図で見る空母『蒼龍・飛龍・雲龍』変遷史」#写真日本の軍艦第3巻p.232
- ^ #衣島2012p.52
- ^ #衣島2012pp.52-53
- ^ #衣島2012p.53
- ^ 「あ号作戦直前の空母対空兵装 (昭和19年5月現在)」#日本空母物語p.417
- ^ a b c #日本空母物語p.421
- ^ a b c #海軍造船技術概要p.266
- ^ a b #終戦時の日本海軍艦艇p.14
- ^ a b c #海軍造船技術概要p.1599、「新艦船主要要目一覧表」
- ^ #海軍造船技術概要p.296「航空母艦要目比較」
- ^ a b #川崎戦歴55頁
- ^ 福井静夫「日本空母物語」p.275
- ^ a b c #駆逐艦一般計画要領書 p.30
- ^ a b #日本の航空母艦パーフェクトガイドp.105
- ^ a b #川崎戦歴54頁
- ^ #戦史叢書31海軍軍戦備1p.5777、建造状況
- ^ #戦史叢書31海軍軍戦備1pp.597-598、計画の発想
- ^ a b #戦史叢書31海軍軍戦備1pp.599-600、計画の概案
- ^ #戦史叢書31海軍軍戦備1p.601、計画概案に対する海軍省の検討
- ^ 『戦史叢書 海軍軍戦備<2> 開戦以後』p.43
- ^ 丸 2012年10月号雲龍型特集p.72
- ^ 「日本の航空母艦パーフェクトガイド」（学研）p135～136「航空本部の急増空母案」
[続きの解説]
雲龍型航空母艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/08/31 13:48 UTC 版)
史実よりも対空機銃が少ない他は基準排水量などは史実と共通する。艦上爆撃機・艦上攻撃機用母艦として使用され、後期型では史実の隼鷹型や大鳳と同じ斜め煙突と一体型の艦橋や射出機を装備している。
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