なんみん‐にんてい【難民認定】
難民認定(なんみんにんてい)
難民認定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 07:08 UTC 版)
難民認定 (なんみんにんてい) とは、ある国において当該国の政府から居住許可を得ていない人物(当該国にとって外国人)を本国に帰還させた場合、人種、宗教、国籍、その他特定の社会的集団の構成員であることや、政治的意見を理由に迫害される大きな危機があると考えられる場合に当人を難民と認定して居住許可を与えるための手続・制度をいう。難民認定申請は当該(危機があると考えられる)本国から命からがら避難してきた人物が行う以外にも、すでにその「ある国」に正式な許可(就労・留学・婚姻など)を得て居住している人物が本国の政変・内乱などを理由として行うこともある。
- ^ “UNHCR、前例のない難民の強制送還に懸念” (プレスリリース), 国連難民高等弁務官駐日地域事務所, (2005年1月18日) 2009年10月27日閲覧。
- ^ 三浦正晴 (2005年1月25日). “国連難民高等弁務官駐日地域事務所代表殿 (PDF)”. 法務省. 2007年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月27日閲覧。
- ^ 東京地方裁判所判決 2003年04月09日 、平成14(行ウ)116、『国家賠償等請求(追加的併合)事件』。
- ^ http://www.cnn.co.jp/world/35070240.html
- ^ 安田修. “日本の永住権と国籍取得・在留特別許可・難民認定・子供の認知”. 海外移住情報. 2009年10月27日閲覧。
- ^ http://www.refworld.org/cgi-bin/texis/vtx/rwmain/opendocpdf.pdf?reldoc=y&docid=51c158c44
- ^ http://www.unhcr.or.jp/protect/pdf/040929note_j.pdf
難民認定
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「難民認定」も参照 日本では難民申請が受け入れられにくく、2016年に難民認定申請を行った者は10,901人でこのうち申請が認められたのは28人、在留資格を得た者と合わせても125人となっており、申請者のわずか1%に過ぎない。 揮発油を浴びるなど派手なパフォーマンスで一時報道を賑わせたクルド人男性父子は「クルド人なので本国では迫害を受ける」という理由で難民申請し、UNHCRからも難民として認定されていたにもかかわらず、難民不認定の取り消しが認められず、2005年1月17日仮放免の更新申請に出向いたところを強制収容され、翌日強制送還された。 難民不認定を不服として各地の入管を相手に係争中のミャンマー人原告に対し、代理人弁護士を介さず「難民認定を再申請すれば在留特別許可(在特)を与える」などと裁判外の交渉を打診していたことが報道されている。
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