雄弁とは? わかりやすく解説

ゆう‐べん【雄弁/雄×辯】

読み方:ゆうべん

[名・形動説得力をもって力強く話すこと。また、そのさま。「—な政治家


弁論

(雄弁 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 10:24 UTC 版)

弁論(べんろん)とは元来は弁論術雄弁術修辞学)の対象となる言語表現のこと。おおむね演説(スピーチ)と同義だが、「話されたもの」だけでなく「書かれたもの」も弁論には含まれるので演説とは多少のニュアンスの違いがある。




「弁論」の続きの解説一覧

雄弁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:17 UTC 版)

ウィリアム・グラッドストン」の記事における「雄弁」の解説

グラッドストン雄弁家知られた。議場での演説以外に言論の場があまりなかった19世紀イギリスでは雄弁は政治家にとって重要な能力であったグラッドストンは声に深みがあり、声の調子変化富んでいるなど演説家として先天的な才能持っていたが、「熱心と努力知識なければ何人も大雄弁家にはなれない」というキケロ名言を胸に刻んで弁論術を磨くための努力も怠らなかった。 グラッドストン後輩演説仕方伝授した書簡の中で「1、用語は平易簡潔な物を選ぶこと、2、句は短く切ること、3、発音明瞭、4、批評家反対者論評待たずに予め自分論点考証すること、5、論題について熟考して消化し適切な語が迅速に出てくるよう心がけること、6、聴衆感動させるには思考論題集中し、常に聴衆見守ること」と書いている。もっともこのうち1と2についてはグラッドストン自身もあまり守っていなかった。 壇上における態度も雄弁に彩り添えていた。その身振り豪放ながらも自然であり、粗暴な印象誇張しているような印象与えなかったという。 ビスマルクディズレーリ高く評価する一方グラッドストンのことは「教授」と呼んで馬鹿にしていたが、「たかが大演説家に過ぎないグラッドストン如き無能な政治家」と評したことがあり、これをそのまま読むならグラッドストンの雄弁はビスマルク認めるところであったことになる。

※この「雄弁」の解説は、「ウィリアム・グラッドストン」の解説の一部です。
「雄弁」を含む「ウィリアム・グラッドストン」の記事については、「ウィリアム・グラッドストン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「雄弁」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

雄弁

出典:『Wiktionary』 (2021/11/05 06:17 UTC 版)

この単語漢字
ゆう
常用漢字
べん
第五学年
音読み 音読み

発音

名詞・形容動詞

(ゆうべん)

  1. 話術上手く説得力があること。また、その

翻訳


「雄弁」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「雄弁」の関連用語

1
100% |||||

雄弁のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



雄弁のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの弁論 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのウィリアム・グラッドストン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの雄弁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS