雄別炭山駅とは? わかりやすく解説

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雄別炭山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 10:27 UTC 版)

雄別炭山駅(ゆうべつたんざんえき)は、北海道釧路市雄別二十二線にあった、雄別鉄道雄別本線のである。同線の終着駅であり、雄別炭鉱からの石炭積み出しに使われた[1]。同線の廃線とともに廃駅となった。


注釈

  1. ^ オショナイに当て字された大祥内の読み方は、大楽毛(おたのしけ)と同様に「大」を短く「お」と読む。
  2. ^ 通洞完成までは各所に坑口が散在していたため非効率であったが、坑道を各坑へ繋げて一つの坑口にまとめる集約合理化が行われた。
  3. ^ 当駅基部の標高は約101 m、大曲選炭機は130 m、大祥内専用線延長2,700 m。平均10パーミルだが20パーミルを超える場所もあった。
  4. ^ 時期不詳だが、逸走止ポイント切り替えが確実に出来ていなかったため、逸走して来た車列が脱線転覆し、20数名の死傷者を出す事故も起きていた。
  5. ^ 専用線に地方鉄道の免許はなかったが、沿線各所に炭住が散在していたため、住民の足代わりとなっていた。
  6. ^ 大祥内専用線終点の大曲選炭機の座標は 北緯43度14分14.7秒 東経144度4分15.7秒 / 北緯43.237417度 東経144.071028度 / 43.237417; 144.071028。なお、崖崩れ等のため現在は当時と地形が少し変わっている。

出典

  1. ^ 雄別炭鉱閉山50年(8) 雄別鉄道各駅めぐり・下「炭鉱や街、駅も活気」『釧路新聞』2020年10月5日(1面)
  2. ^ 『官報』1923年01月19日 鉄道省彙報「地方鉄道運輸開始」国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 企画展「雄別炭砿閉山50年 雄別・尺別・上茶路」”. 釧路市立博物館 (2020年). 2023年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月1日閲覧。
  4. ^ 【博物館】「雄別炭砿閉山50年 映像上映会」《10月4日(日曜日)・11日(日曜日)》”. 釧路市立博物館 (2020年). 2023年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月1日閲覧。


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