三省堂 大辞林 |
げき 1 【▼隙】
すき 0 【▼隙/透き】
(1)物と物との間。間隙。
「戸の―から明かりがもれる」
(2)あいている部分。余地。
「家が少しの―もなくたてこんでいる」
(3)気持ちのゆるみ。油断。乗ずべき機会。
「相手の―につけこむ」「―を見せる」
(4)時間の合間。ひま。
「ちょっとした―に片付ける」
ひま 0 【▼隙】
(1)物と物との間。すきま。
「よくもとざさぬ窓の―より、いと楽しげに酒のむ人の姿見え/浴泉記(喜美子)」「谷風に解くる氷の―ごとに打ち出づる波や春の初花/古今(春上)」
(2)人間関係にできたすきま。不和。
「―ある御中にて/源氏(澪標)」
» (成句)隙過ぐる駒
» (成句)隙行く駒
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
隙
隙 |
「隙」の用例一覧
夏目漱石 長塚節氏の小説「土」 (青空文庫)
る月が多い。 漸 ( ようや ) く手の 隙 ( す ) いた頃を 見計 ( みはから ) って、読み落した諸家の短篇物を読んで行くうちに、無名の人の筆に成ったもので、名声のある大家の作と比べて 遜色 ( そん...
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高村光雲 幕末維新懐古談 門人を置いたことについて (青空文庫)
わないことは 夥多 ( おびただ ) しいのでありました。したがって生計上に困ることは自然の理で、ようやくその日を 糊 ( のり ) する位のもので、さらに他を顧みる 隙 ( ひま ) もな...
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森鴎外 牛鍋 (青空文庫)
すばしこい箸が肉の一切れを口に運ぶ 隙 ( すき ) に、娘の箸は突然手近い肉の一切れを挟んで口に入れた。もうどの肉も好く煮えているのである。 少し煮え過ぎている位である。 男は鋭く切れた二皮目で、死ん...
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