陸軍機甲本部とは? わかりやすく解説

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陸軍機甲本部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 00:05 UTC 版)

陸軍機甲本部(りくぐんきこうほんぶ)は、大日本帝国陸軍大臣に隷属[* 1]する機関のひとつ。陸軍省外局として、陸軍における機甲部隊および騎兵部隊に関する教育、編制、技術開発を統御、管理した。1941年昭和16年)4月に設立され、太平洋戦争大東亜戦争)敗戦につづく陸軍解体にともない、1945年(昭和20年)11月に廃止された。


注釈

  1. ^ 隷属(れいぞく)とは固有の上級者の指揮監督下に入ること。単に指揮系統だけでなく、統御、経理、衛生などの全般におよぶ。『帝国陸軍編制総覧 第一巻』61頁
  2. ^ 典令範(てんれいはん)とは、陸軍の基本的教本である「操典」「教令」「教範」の総称。具体的には、騎兵操典(騎兵に限る)、作戦要務令、体操教範、電信教範、など多数がある。『日本陸海軍総合辞典』720頁
  3. ^ ここでいう軍隊とは、陸軍全体を「軍隊」「官衙」「学校」「特務機関」の4つに類別した場合のひとつ。司令部を含めた師団等や部隊の総称と考えてよい。『陸軍読本』52頁
  4. ^ 陸軍省令の正式名称は「昭和二十年勅令第六百三十二号陸海軍ノ復員ニ伴ヒ不要ト為ルベキ勅令ノ廃止ニ関スル件ニ基ク陸軍士官学校令廃止等ニ関スル件」。

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