阿多カルデラ
阿多カルデラ（あたカルデラ）
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/15 02:57 UTC 版)
「カルデラの一覧 (日本)」の記事における「阿多カルデラ（あたカルデラ）」の解説
鹿児島湾の湾口部分に相当するカルデラ。鹿児島湾の海中に完全に沈んでいる阿多北部カルデラと、池田カルデラや開聞岳などの後カルデラ火山がある阿多南部カルデラの二つのカルデラがあり、阿多北部カルデラは約11万年前の阿多火砕流の噴火で、阿多南部カルデラは約24万年前の鳥浜火砕流の噴火でそれぞれ噴出源に形成されたとされる。阿多南部カルデラでは約11万年前の噴火後、後カルデラ火山として新期指宿火山群が形成され、約6500年前の池田湖噴火では直径約4kmの池田カルデラが形成された。
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