閘門とは? わかりやすく解説

こう‐もん〔カフ‐〕【×閘門】

読み方:こうもん

運河放水路などで、水量調節するための堰(せき)。

運河河川などの、水面高低差のある場所で、水面昇降させて船を行き来させるための装置閘室とよぶ前後を扉で仕切った水面に船を入れ、扉の開閉によって水位昇降させてのち、一方開いて船を進める。


閘門

読み方:コウモン(koumon)

運河放水路などで水量調節するための水門


閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/08 15:02 UTC 版)

閘門(こうもん、英語: Lock)は、水位の異なる水面をもつ河川運河水路に設けられるを通航させるための施設[1]。異なる水位間に水位が変化しうる一区画を設けて区画内の船を上下できるようにした設備を水閘[2]、水閘を区画するための界壁を閘門という場合もある[3]


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  50. ^ a b c d e f 長野正孝「西ヨーロッパにおける運河のリフトとインクラインの変遷について」『土木史研究』第13巻、1993年。 
  51. ^ The Somerset Coal Canal”. Bath Royal Literary and Scientific Institution. 2006年10月6日閲覧。
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  53. ^ Faulkner, Alan (2005): The Regent’s Canal: London’s Hidden Waterway. Waterways World Ltd. ISBN 1-870002-59-8.
  54. ^ Fogarty, Terry (2008), Diagonal Lock How It Works, http://www.diagonallock.org/about.htm 2008年6月18日閲覧。 



閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 06:31 UTC 版)

牛島閘門」の記事における「閘門」の解説

閘門全長 24.4m。

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閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/19 03:17 UTC 版)

宗岡閘門」の記事における「閘門」の解説

基礎杭として長さ18尺(5.5m)~35尺(10.6m) の松丸太を使用主体構造全て鉄筋コンクリート造通船19尺8寸(6.0m), 閘室(船が上下する部分有効長85尺(25.8m). その扉は前後2枚鋼鉄観音開き型とし、扉1枚重量は約1,200貫(4.5t). この開閉人力により1回通船操作時間は約20分。閘門の大きさ航行する各船種に対し充分安全であり、更に将来船体拡大見越したものであった

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閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/25 13:44 UTC 版)

サイマー運河」の記事における「閘門」の解説

フィンランド側には3基の閘門がある。 Mälkiä Mustola Soskua ロシア側には5基の閘門がある。 Pälli (北緯605426東経283655秒 / 北緯60.907227度 東経28.615179度 / 60.907227; 28.615179) Ilistoe (北緯605336東経283722秒 / 北緯60.893306度 東経28.622904度 / 60.893306; 28.622904) Cvetotchnoe (北緯605255東経283903秒 / 北緯60.881817度 東経28.650756度 / 60.881817; 28.650756) Iskrovka (北緯604956東経284412秒 / 北緯60.832155度 東経28.73661度 / 60.832155; 28.73661) Brusnitchnoe (北緯604838東経284414秒 / 北緯60.810667度 東経28.737316度 / 60.810667; 28.737316) 高低差は、マルキア(Mälkiä)閘門が最大で12.4m、Cvetotchnoe 閘門が最少で5.5mである。

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閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 07:53 UTC 版)

尼崎閘門」の記事における「閘門」の解説

臨海部運河および庄下川蓬川と、大阪湾隔て位置に2基の閘門がある(東:第1閘門、西:第2閘門)。前後門扉(セクターゲート)を開閉することで水位の差を調節し船舶通航させるパナマ運河方式国内初め採用した門扉扇形をしており、開扉時に中央の隙間からの水流と、門扉円弧沿いの水流閘室中央打ち消し合うことにより、船舶への波の影響抑える構造となっている。

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閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/14 03:12 UTC 版)

セントマリー川」の記事における「閘門」の解説

詳細は「スーセントマリー運河」を参照 スーセントマリー運河は川の北側カナダ側)と南側アメリカ側)にある。

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閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/22 07:55 UTC 版)

ネッカー川」の記事における「閘門」の解説

内水路であるネッカー川航行できる船の大きさ27ある閘門の大きさによって110m×12mに制限される航行できる最も浅い箇所水深は2.80mである。バーデン=ヴュルテンベルク州は閘門の全長を140mに拡張する計画をもっている。2004年以降ネッカー川上流部ダイツィザウからシュッツガルト港までの閘門はシュトゥットガルト=オーベルチュルクハイムのコントロールセンター(FBZ)で遠隔管理されている。ネッカー川連邦水路にもなっており、水運事務所シュトゥットガルトハイデルベルク設けられている。

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閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 00:19 UTC 版)

中島閘門」の記事における「閘門」の解説

閘門全長 86m。

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閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/09 16:53 UTC 版)

ジグリ水力発電所」の記事における「閘門」の解説

ジグリ水力発電所ダムには、船舶航行用の閘門(ロック)が二段あり、上り・下り一水路ずつがある。

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閘門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 17:37 UTC 版)

エリー運河」の記事における「閘門」の解説

下の表は現在ある閘門を示している。配列東から西である。 (注)現在第1と第31の閘門は無い。トロイの北第1閘門の場所にはフェデラル閘門があり、エリー運河システムには所属していない。 閘門番号場所上流標高(m) 下流標高(m) 高低差(m) 次の閘門までの距離(km) 2 ウォーターフォード 14.9 4,7 10.2 0.45 3 ウォーターフォード 25.5 14.9 10.5 1.00 4 ウォーターフォード 36.0 25.5 10.5 0.26 5 ウォーターフォード 46.1 36.0 10.1 0.45 6 ウォーターフォード 56.2 46.1 10.0 17.43 7 ニスカユナ 64.4 56.2 8.2 17.43 8 グレンビル 68.7 64.4 4.3 7.76 9 ロッテルダム 73.3 68.7 4.6 9.91 10 クレーンズビル 77.8 73.3 4.6 6.52 11 アムステルダム 81.5 77.8 3.7 7.35 12 トライブズヒル 84.9 81.5 3.4 15.58 13 ランドール 87.3 84.9 2.4 12.71 14 カナジョハリー 89.7 87.3 2.4 不明 15 フォートプレーン 92.2 89.7 2.4 不明 16 ミンデンビル 98.4 92.2 6.2 不明 17 リトルフォールズ 110.8 98.4 12.3 不明 18 ジャクソンバーグ 116.9 110.8 6.1 不明 19 フランクフォート 123.3 116.9 6.4 不明 20 カリーズコーナーズ 128.1 123.3 4.9 不明 21 ローム 120.5 128.1 7.6 不明 22 ローム 112.8 120.5 7.7 不明 23 ブリュワートン 110.6 112.8 2.2 不明 24 ボールドウィンズビル 114.0 110.6 3.4 49.49 25 メイズポイント 115.8 114.0 1.8 9.40 26 クライド 117.7 115.8 1.8 19.40 27 ライアンズ 121.5 117.7 3.8 2.01 28A ライアンズ 127.4 121.5 5.9 6.32 28B ニューアーク 131.1 127.4 3.7 15.61 29 パルミラ 135.9 131.1 4.9 4.83 30 マケドン 140.9 135.9 5.0 25.75 32 ピッツフォード 148.6 140.9 7.7 2.09 33 ヘンリエッタ 156.3 148.6 7.7 E34/35 103.32 34 ロックポート 164.4 156.9 7.5 0.00 35 ロックポート 171.9 164.4 7.5 ナイアガラ川ブラックロック閘門まで 41.8

※この「閘門」の解説は、「エリー運河」の解説の一部です。
「閘門」を含む「エリー運河」の記事については、「エリー運河」の概要を参照ください。

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