長鼻目とは? わかりやすく解説

長鼻目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/21 19:05 UTC 版)

長鼻目(ちょうびもく、学名: Proboscidea)は、哺乳綱に分類される。別名ゾウ目(ゾウもく)[3]


  1. ^ a b Jeheskel Shoshani, "Order Proboscidea," Mammal Species of the World, (3rd ed.), Volume 1, Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (ed.), Johns Hopkins University Press, 2005, Page 90 - 91.
  2. ^ a b 川田伸一郎他 「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻 別冊、日本哺乳類学会、2018年、1 - 53頁。
  3. ^ 田隅本生 「哺乳類の日本語分類群名,特に目名の取扱いについて 文部省の“目安”にどう対応するか」『哺乳類科学』第40巻 1号、日本哺乳類学会、2000年、83 - 99頁。
  4. ^ Roca, Alfred L.; Nicholas Georgiadis, Jill Pecon-Slattery, Stephen J. O'Brien. (24 August 2001). “Genetic Evidence for Two Species of Elephant in Africa”. Science 293 (5534): 1473-1477. http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/293/5534/1473. 
  5. ^ Tabuce, R.; Asher, R. J.; Lehmann, T. (2008). “Afrotherian mammals: a review of current data”. Mammalia 72: 2–14. doi:10.1515/MAMM.2008.004. オリジナルの24 February 2021時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210224122358/http://phylodiversity.net/azanne/csfar/images/d/d9/Afrotherian_mammals.pdf 2017年6月19日閲覧。. 
  6. ^ a b c d e f g h 冨田幸光「ゾウのなかまとその近縁有蹄類」『新版 絶滅哺乳類図鑑』伊藤丙雄・岡本泰子イラスト、丸善出版、2011年、212頁。
  7. ^ a b c ティム・ヘインズ&ポール・チェンバーズ(著)、椿正晴(訳)、群馬県立自然史博物館(監修) (2006) 『よみがえる恐竜・古生物』 ソフトバンク クリエイティブ: 178. ISBN 4-7973-3547-5.
  8. ^ a b c d 遠藤秀紀 (2002) 『哺乳類の進化』 東京大学出版会: 113–116. ISBN 4-13-060182-2.
  9. ^ Shoshani, Jeheskel; Pascal Tassy (2005). “Advances in proboscidean taxonomy & classification, anatomy & physiology, and ecology & behavior”. Quaternary International 126–128: 5–20. Bibcode2005QuInt.126....5S. doi:10.1016/j.quaint.2004.04.011. 
  10. ^ Wang, Shi-Qi; Deng, Tao; Ye, Jie; He, Wen; Chen, Shan-Qin (2017). “Morphological and ecological diversity of Amebelodontidae (Proboscidea, Mammalia) revealed by a Miocene fossil accumulation of an upper-tuskless proboscidean”. Journal of Systematic Palaeontology 15 (8): 601–615. doi:10.1080/14772019.2016.1208687. 
  11. ^ Mothé, Dimila; Ferretti, Marco P.; Avilla, Leonardo S. (12 January 2016). “The Dance of Tusks: Rediscovery of Lower Incisors in the Pan-American Proboscidean Cuvieronius hyodon Revises Incisor Evolution in Elephantimorpha”. PLOS ONE 11 (1): e0147009. Bibcode2016PLoSO..1147009M. doi:10.1371/journal.pone.0147009. PMC 4710528. PMID 26756209. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4710528/. 
  12. ^ Tabuce, Rodolphe; Sarr, Raphaël; Adnet, Sylvain; Lebrun, Renaud; Lihoreau, Fabrice; Martin, Jeremy; Sambou, Bernard; Thiam, Mustapha et al. (2019). “Filling a gap in the proboscidean fossil record: a new genus from the Lutetian of Senegal”. Journal of Paleontology 94 (3): 580–588. doi:10.1017/jpa.2019.98. https://hal.archives-ouvertes.fr/hal-02408861/file/Tabuce-Saloumia.pdf. 


「長鼻目」の続きの解説一覧

長鼻目(proboscidea)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 09:56 UTC 版)

ミラーテスト」の記事における「長鼻目(proboscidea)」の解説

アジアゾウ(Asian elephant学名:Elephas maximus):2006年行われた調査では、3頭の雌のアジアゾウ巨大な鏡を見せた時の反応観察された。ミラーテスト成否判断するため、ゾウ頭部視認可能なマーク視認不可能なマーク付けられた。3頭のうち1頭は、マーク起因する振舞い示したが、他の2頭はそのようなことをしなかった。これより以前行われた2頭のアジアゾウによる調査では、鏡像認知確認されていなかったのであるが、その理由は鏡が小さすぎたからであると考えられている。この調査は、野生生物保護学会(Wildlife Conservation Society:WCS)と共同してニューヨークブロンクス動物園ゾウ用いて行われた。この調査では、3頭共に、ゾウ前に縦横2.5mの鏡を置くという形がとられた。彼らは、後ろ調べて食べ物を鏡の近く持っていった。ハッピーという名前のゾウ(この1頭のみ)が、頭に描かれたXを鼻で何度も触れたのであるが、これはゾウ自己認識を示す証拠である。そのマークは鏡を使ってのみ見え位置にあったハッピー前頭部には無色塗料描かれもう一つマークもあったのだが、ハッピーはこれを無視した。このことは、単に触覚匂いに対して反応しているのではないことを実証している。この調査行ったフランス・ドゥ・ヴァールは「ヒトゾウとの間のこのような類似性は、複雑な社会協調関係していると考えられる認知的な面の収斂進化示唆している」と述べている。

※この「長鼻目(proboscidea)」の解説は、「ミラーテスト」の解説の一部です。
「長鼻目(proboscidea)」を含む「ミラーテスト」の記事については、「ミラーテスト」の概要を参照ください。

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長鼻目

出典:『Wiktionary』 (2021/08/03 13:43 UTC 版)

名詞

  長鼻+ ちょうびもく)

  1. 分類学》 ゾウ目の、かつて標準和名(wp)現在異称学名ラテン語)"ordo (la) Proboscidea (la)" の漢訳(wp)

類義語

翻訳


「長鼻目」の例文・使い方・用例・文例

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