秩父鉄道秩父本線
(銀盤 (列車) から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 02:43 UTC 版)
秩父本線(ちちぶほんせん)は、埼玉県羽生市の羽生駅と同県秩父市の三峰口駅とを結ぶ秩父鉄道の鉄道路線である。駅ナンバリングで使われる路線記号はCR[2]。
注釈
- ^ 急行:85 km/h[3] 普通:80 km/h[3][4]
- ^ パンフレット類や運行情報公式Twitterアカウント名「秩父鉄道運行情報【公式】」など。
- ^ Twitter秩父鉄道運行情報【公式】における個別のツイート上での表記など。
- ^ 西武秩父線は開通が1969年(昭和44年)と本路線より遅かったため、区別するために「西武」も含めて正式な路線名としている。
- ^ 熊谷うちわ祭りにおいても、線路を屋台が横断するが、JR高崎線との並走区間であり、架線の取り外しはない。
- ^ 秩父鉄道から高崎線、八高線、東武伊勢崎線、東武東上線を経由して乗り入れていた。
- ^ JR線との直通が停止している関係で熊谷駅からの連絡線は使用休止中。残りはSLパレオエクスプレス用蒸気機関車の回送で寄居駅からの連絡線が生かされているのみ。
- ^ 中間電動車のデハ1100形が廃車まで冷房改造を行わず、非冷房車のままだったため。
- ^ a b 『明治44年度 鉄道院年報』(国立国会図書館デジタルコレクションより)での表記。秩父鉄道公式ページでは「藤谷淵」としている。
- ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 4号 関東2』(新潮社、2008年)p.55では新郷駅・武州荒木駅は1922年7月28日開業とあるが、この区間の営業開始を報じた「地方鉄道運輸開始」『官報』1921年4月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)には新郷駅・武州荒木駅も記載。鉄道省『鉄道停車場一覧』昭和2年版(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 4号 関東2』(新潮社、2008年)p.55や寺田裕一『データブック日本の私鉄』(ネコ・パブリッシング、2002年)p.192では1922年5月13日開業、1945年5月28日廃止、同年10月13日再開業。
なおこれらの書では1979年10月1日に広瀬川原駅廃止としているが、翌年以降の『鉄道要覧』では広瀬川原駅が掲載され続けている(平成9年度版、平成18年度版、平成28年度版で確認)。 - ^ 昭和30年代は1日平均3000個以上を扱ったが、昭和57年には1日平均76個まで減少していた。
- ^ 所要時間は池袋駅 - 三峰口駅間が約2時間20分、上長瀞駅までが1時間50分程度。
出典
- ^ a b c d 寺田裕一『データブック 日本の私鉄』(ネコ・パブリッシング、2002年) p.45
- ^ a b “駅ナンバリングの導入について”. 秩父鉄道 (2022年9月13日). 2022年9月15日閲覧。
- ^ a b 柴田 重利「私鉄車両めぐり 秩父鉄道」、『鉄道ピクトリアルアーカイブセレクション』33号(2016年3月臨時増刊)、鉄道図書刊行会 pp. 70
- ^ 原 弘介「秩父鉄道を活用した企業誘致と県北部地域経済の活性化について」(PDF)『Think-ing』第12号、彩の国さいたま人づくり広域連合、2011年2月、55頁。
- ^ a b c d e 『秩父鉄道、交通系ICカード「PASMO」を導入 〜2022年3月12日(土)よりサービス開始〜』(PDF)(プレスリリース)秩父鉄道、2022年1月27日。 オリジナルの2022年1月27日時点におけるアーカイブ 。2022年1月29日閲覧。
- ^ a b 『ICカード乗車券システムを導入し、お客様の利便性の向上、感染症対策の向上を図ります』(PDF)(プレスリリース)秩父鉄道、2021年1月27日。 オリジナルの2021年1月27日時点におけるアーカイブ 。2021年1月28日閲覧。
- ^ “SL全般検査とは”. 秩父鉄道. 2020年5月3日閲覧。
- ^ “秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」2021年は2月から計105日間運行へ”. マイナビニュース. マイナビ (2020年12月14日). 2021年2月14日閲覧。
- ^ 『秩父鉄道、交通系 IC カード「PASMO」のサービス開始記念セレモニーを3月12日に熊谷駅にて開催 〜同日より「急行秩父路」急行料金無料化を実施〜』(PDF)(プレスリリース)秩父鉄道、2022年3月1日 。2022年3月13日閲覧。"実施期間 2022年3月12日(土)〜当分の間"。
- ^ 『秩父鉄道の企画乗車券2種、紙券での販売を3/31をもって終了 「秩父路遊々フリーきっぷ デジタル版」は販売を継続 ~急行料金無料化キャンペーンは、3月31日(金)をもって終了します~』(PDF)(プレスリリース)2023年3月7日 。2023年3月8日閲覧。
- ^ “平日 秩父鉄道列車運転時刻表” (PDF). 秩父鉄道 (2022年10月3日). 2022年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月3日閲覧。
- ^ “土曜・休日秩父鉄道列車運転時刻表” (PDF). 秩父鉄道 (2022年10月1日). 2022年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月3日閲覧。
- ^ “秩父鉄道列車運転時刻表”. 2023年8月20日閲覧。
- ^ ご利用案内 - 秩父鉄道、2022年10月19日
- ^ [ https://www.seiburailway.jp/file.jsp?id=3426 2020年3月14日(土)ダイヤ改正を実施します]
- ^ 2021年3月13日(土)ダイヤ改正と駅名変更を実施します。
- ^ [ https://www.seiburailway.jp/file.jsp?newsroom/news/file/20221216_daiya.pdf 2023年3月18日(土) ダイヤ改正を実施します。]
- ^ 東武30000系31601編成+31401編成が森林公園検修区へ - railf.jp 鉄道ニュース、2011年1月27日掲載。
- ^ 秩父鉄道の活性化支援 - 埼玉県
- ^ 「運輸開始」『官報』1901年10月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「運輸開始」『官報』1903年4月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 官報では7月1日「停車場改称」『官報』1903年6月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1911年9月20日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「軽便鉄道運輸開始及停車場名称改称並旅客取扱廃止」『官報』1914年10月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「軽便鉄道停車場新設及停車場名称並哩程変更」『官報』1916年1月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1918年9月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道停車場設置」『官報』1922年6月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)では5月15日開業。
- ^ 和久田康雄『私鉄史ハンドブック』(電気車研究会、1993年)の正誤表(再改訂版)2009年3月作成 (PDF) で8月から9月18日に訂正。
- ^ 「地方鉄道駅設置」『官報』1925年11月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道営業廃止」『官報』1926年9月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)、『私鉄史ハンドブック』正誤表(再改訂版 2009年3月作成)では7月1日(6月30日限り)廃止、『日本鉄道旅行地図帳 4号 関東2』『データブック日本の私鉄』では6月19日廃止。
- ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1927年12月7日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道免許失効」『官報』1930年12月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道免許失効」『官報』1936年2月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “熊谷-三峰口に急行列車 秩父鉄道、十月一日から運転”. 交通新聞 (交通協力会): p. 3. (1969年9月28日)
- ^ “秩父鉄道に新駅 来月一日から”. 交通新聞 (交通協力会): p. 3. (1981年8月16日)
- ^ 「4/1(土)新駅『ソシオ流通センター駅』開業に伴い3/25(土)ダイヤ改正」 (PDF) (秩父鉄道プレスリリース、2017年3月10日。2017年3月11日閲覧)
- ^ “熊谷都市計画に関する変更について”. 熊谷市 (2017年1月27日). 2017年2月13日閲覧。
- ^ “新型コロナウイルス感染症拡大に伴う 「計画運休」について” (PDF). 秩父鉄道 (2020年4月10日). 2020年4月13日閲覧。
- ^ 【重要なお知らせ】新型コロナウイルス感染症拡大に伴う「計画運休」について(6/1以降一部時刻変更)(5/27更新) - 秩父鉄道、2020年5月27日
- ^ 「ふかや花園プレミアム・アウトレット開業に伴い10月1日(土)ダイヤ改正 大幅増発し、利便性向上」 (PDF) (秩父鉄道プレスリリース、2022年9月13日)
- ^ 「3月18日(土)ダイヤ改正について」 - 秩父鉄道、2023年3月22日閲覧
- ^ 「2023年3月18日(土)ダイヤ改正長瀞・秩父地域へのおでかけに長瀞行の列車を増発」 (PDF) (秩父鉄道プレスリリース、2023年2月27日)
- ^ 鉄道旅客運賃の認可および改定について (PDF) - 秩父鉄道(2019年9月5日)2019年10月2日閲覧
- ^ 秩父鉄道旅客運賃表及びキロ程表 (PDF) - 秩父鉄道(2019年9月19日)2019年10月2日閲覧
- ^ おトクなきっぷ - 秩父鉄道、2023年8月18日閲覧
- ^ 【デジタルチケット】MaaSアプリ「EMot」にて紙券よりお得なフリーきっぷを毎日発売 秩父鉄道(2021年11月20日閲覧)
[続きの解説]
「秩父鉄道秩父本線」の続きの解説一覧
- 1 秩父鉄道秩父本線とは
- 2 秩父鉄道秩父本線の概要
- 3 路線データ
- 4 使用車両
- 5 運賃
- 6 脚注
- 銀盤 (列車)のページへのリンク