鉗子とは? わかりやすく解説

かん‐し【×鉗子】

読み方:かんし

はさみに似た形の金属性の医療器具手術治療のときに、器官組織などを挟み牽引(けんいん)したり圧迫したりするのに用いる。止血には先端部に鉤(かぎ)のあるコッヘル鉗子と、鉤のないペアン鉗子がよく使われ産科鉗子大きなさじ状部をもつ。

「鉗子」に似た言葉

鉗子

読み方:カンシ(kanshi)

主に外科手術用の、組織器物をはさみもつための金属器具総称


鉗子(かんし)

抜歯(ばっし)などの際に使われる治療器具

鉗子

作者小原

収載図書メタモルフォーズ十一変身譚
出版社鳥影社
刊行年月2006.5


鉗子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 04:44 UTC 版)

鉗子(かんし)、フォーセップ: forceps)あるいはシザープライヤ (Scissor Plier) は、物を掴んだり牽引したりするのに使用される器具。一般的にははさみ型をしており、主に手術用の医療器具として、物を掴み、抑え、牽引する事に使われる。手術の必需品の1つである。




「鉗子」の続きの解説一覧

鉗子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 23:11 UTC 版)

ステファン・タルニエ」の記事における「鉗子」の解説

タルニエの名前は、彼が発明した鉗子に付けられ、21世紀入った今でもフランス語圏国々使われている。1877年にはLevret鉗子(1703 - 1780)を改良。彼は、この古典的な鉗子は完璧とは言えず、母体骨盤の軸方向にうまく牽引できないこと示した鉄工所大砲扱っていた大佐協力して古典的な鉗子に「トラクター」と呼ばれる3つの部分からなる牽引装置加えた。それは、水平な棒と中間の垂直な棒が連結されており、その棒が両手牽引を行うスプレッダーバーの中心連結されている。これらの可動式関節パーツにより、牽引力とは関係なく、鉗子の湾曲したアーム遊ばせることができる。そうすれば胎児頭部向きの自由を尊重しながら、より少ない力で骨盤の軸方向牽引することができる。 また、胎内死亡した子供排出のためのバシオトリーブなど、他の産科器具発明した。これはセファロトライブ(胎児頭部破砕鉗子)とパーフォレータを組み合わせた器具で、1883年医学アカデミー発表された。

※この「鉗子」の解説は、「ステファン・タルニエ」の解説の一部です。
「鉗子」を含む「ステファン・タルニエ」の記事については、「ステファン・タルニエ」の概要を参照ください。


鉗子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 14:11 UTC 版)

プライヤ」の記事における「鉗子」の解説

鉗子(Forceps)は主に手術使われるプライヤで、掴む対象により様々形状がある。近年ではプラスチック製使い捨て鉗子もある。 はさみ型が多く使われるためシザープライヤScissor Plier)とも呼ばれる

※この「鉗子」の解説は、「プライヤ」の解説の一部です。
「鉗子」を含む「プライヤ」の記事については、「プライヤ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「鉗子」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

鉗子

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 00:43 UTC 版)

名詞

かんし

  1. 物を挟んだり牽引したりするのに使用する、主に外科手術使われる器具

発音(?)

か↘んし

翻訳


「鉗子」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鉗子」の関連用語

鉗子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鉗子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
歯イタッ!でどっとこむ歯イタッ!でどっとこむ
Copyright (C) 2024 haitade.com All Rights Rserved,
歯イタッ!でどっとこむ教えて歯科用語
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鉗子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのステファン・タルニエ (改訂履歴)、プライヤ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの鉗子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS