野間口千賀とは? わかりやすく解説

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野間口千賀

野間口千賀の俳句

くちびるに冬陽あつめて菩薩かな
二日月死者の足裏は見えざりき
人を待つ指ねばねばと新松子
別れとは明日咲くことよ沈丁花
夫を焼くけむりに触れず山ざくら
婿という男を連れてさくら道
形象への未練に歪む雪だるま
恋猫すりぬけてゆく刃物のように
揚羽より濃き影もちて爭わず
月光の矢のいっぽんが我れをさす
杜若すこし傾き大工くる
桜満つ盲目の人の会釈して
梅もどき人擬きなど混み合える
残り火の海となりゆく落椿
渡しわすれた手紙がひとつ原爆忌
空にこぼした答えもあるさオリオン座
落つばき今日という火を刻印す
蝶と男すこし湿って渓を出る
 




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