重きを置く

実用日本語表現辞典

重きを置く

重きを置く（おもきをおく）とは、特定の事柄に対して重要性や価値を認め、それを優先的に考慮する行為を指す表現である。具体的には、意思決定や行動の際に、特定の視点や要素を他よりも優先して考慮し、それに基づいて行動を進めることを示す。例えば、「安全性に重きを置く」とは、何かを行う際に、他の要素よりも安全性を優先的に考慮することを意味する。また、「品質に重きを置く」とは、製品やサービスの提供において、他の要素（例えばコストや効率）よりも品質を重視することを示す。この表現は、個人の価値観や組織の方針を示す際によく用いられる。

（2023年10月26日更新）

デジタル大辞泉

重(おも)きを置(お)・く

読み方：おもきをおく

重要と考える。重くみる。「生徒の情操教育に—・く」

Weblio日本語例文用例辞書

「重きを置く」の例文・使い方・用例・文例

• …に重きを置く
• …に(非常に)重きを置く, …を(大いに)強調[力説]する.
• 高等普通教育 《専門教育に対し, 人格教育に重きを置く》.
• 見てくれにあまり重きを置くべきではない.
• 重きを置く
• 本校では英語に重きを置く
• 語学は熟練に重きを置く
• 身振りやポーズよりもステップに重きを置くダンス
• 目的のためには手段を選ばず,権謀術数に重きを置く政治思想