酸化銅(I)とは? わかりやすく解説

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亜酸化銅

分子式Cu2O
その他の名称(I)オキシド酸化第一銅酸化銅(I)、Cuprous oxideCopper(I) oxide、亜酸化銅、Cuprite、クプライト、Oxydicopper(I)、Biscuprio(I) oxide
体系名:ビスクプリオ(I)オキシド、オキシ二(I)


物質名
酸化銅(Ⅰ)
化学式
Cu2O
原子量
143.1
融点(℃)
1235
沸点(℃)
1800
密度(g/cm3
6.04


酸化銅(I)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 04:02 UTC 版)

酸化銅(I)(さんかどう いち、: copper(I) oxide)は化学式 Cu2O で表される酸化物で、赤色ないし赤褐色の結晶または結晶性粉末。CAS登録番号は [1317-39-1]。にほとんど溶けない。希塩酸及び希硫酸塩化アンモニウム溶液アンモニア水に可溶。有機溶媒に不溶。融点は1232 °Cで、1800 °Cで分解して酸素を失う。乾燥空気中で安定であるが湿った空気中では徐々に酸化され酸化銅(II)に変わる。フェーリング反応に陽性の物質は、フェーリング液還元し酸化銅(I)を沈殿させる。類似した用途に使われるベネジクト液も、同様の反応を起こす。濃塩酸に溶けて ジクロロ銅(Ⅰ)酸を生成する。




  1. ^ 船にフジツボをつけない技術 (PDF)北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授 沖野龍文)
  2. ^ 船底塗料の種類 - 日本ペイントマリン株式会社、


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