郁田流箏曲とは? わかりやすく解説

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郁田流箏曲

名称: 郁田流箏曲
ふりがな いくたりゅうそうきょく
芸能工芸区分 芸能
種別 音楽
選択年月日 1980.04.04(昭和55.04.04)
選択要件
備考
解説文:  津軽藩では初代津軽爲信下代々の藩主幕末に至るまでの十二代二百八十一年間江戸上方文化移入尽力した。これにより平曲、錦風流尺八などとともに郁田流箏曲も津軽伝承されてきた。
 郁田流箏曲は、明和天明の頃、生田検校弟子といわれる京都出身盲法師曽呂都によって津軽伝えられたといわれ、その後つぎつぎ伝承され、現在に至っている。その伝系譜明瞭であり、記録数多く保存されている。しかし、現在ではわずかに高橋冨美及び葛西春枝両氏伝承しているのみである。
 この郁田流箏曲はあくまでも箏組歌段物中心としており、現生田流の箏組歌段物同名の曲と比較すると、相違がある。両氏による演奏可能な曲目は、雲井の曲全曲)、天下太平第一歌)、心尽し第一歌)、明石第一歌)、六段清攬前弾(全曲)、六段初段)、林説全曲)、玉川すががき林説乱れ)(全曲)、碪恋慕全曲)、恋慕全曲)のみとされていたが、その後の調査結果六段二段以後終わりまで)、菜蕗【ふき】(第一歌)、須磨第一歌)の演奏も可能であることがわかった

郁田流箏曲

名称: 郁田流箏曲
ふりがな いくたりゅうそうきょく
芸能工芸区分 芸能
種別 音楽
選択年月日 1980.04.04(昭和55.04.04)
選択要件
備考
解説文:  津軽藩では初代津軽爲信下代々の藩主幕末に至るまでの十二代二百八十一年間江戸上方文化移入尽力した。これにより平曲、錦風流尺八などとともに郁田流箏曲も津軽伝承されてきた。
 郁田流箏曲は、明和天明の頃、生田検校弟子といわれる京都出身盲法師曽呂都によって津軽伝えられたといわれ、その後つぎつぎ伝承され、現在に至っている。その伝系譜明瞭であり、記録数多く保存されている。しかし、現在ではわずかに高橋冨美及び葛西春枝両氏伝承しているのみである。
 この郁田流箏曲はあくまでも箏組歌段物中心としており、現生田流の箏組歌段物同名の曲と比較すると、相違がある。両氏による演奏可能な曲目は、雲井の曲全曲)、天下太平第一歌)、心尽し第一歌)、明石第一歌)、六段清攬前弾(全曲)、六段初段)、林説全曲)、玉川すががき林説乱れ)(全曲)、碪恋慕全曲)、恋慕全曲)のみとされていたが、その後の調査結果六段二段以後終わりまで)、菜蕗【ふき】(第一歌)、須磨第一歌)の演奏も可能であることがわかった
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