司政官シリーズ
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『司政官シリーズ』(しせいかんシリーズ)は、眉村卓によるSF小説のシリーズで、眉村の代表作。最初の短編「炎と花びら」が1971年に発表されて以降、『引き潮のとき』まで、中短編7作、長編2作が書かれている。
- 1 司政官シリーズとは
- 2 司政官シリーズの概要
- 3 シミュレーションゲーム
遺跡の風
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平穏で特に大きな問題のないタユネインに赴任して7年目になるカゼタ・PPKB・モロは、この惑星で過ごすうちに覇気を失いつつあることを自覚していた。彼はこのような状態で、近く各惑星の司政が適正に行われているかをチェックする巡察官と、司政官候補生たる待命司政官が到来することを懸念していた。そんな時、タユネイン最大の都市であるユサ市において大規模な幽霊騒ぎが発生する。 掲載:1973年5月号 舞台惑星:タユネイン。多くの種類の花が咲き乱れる美しい惑星。時折、謎の幽霊騒ぎが発生する。 原住者:人類とは全く異なるタイプの高度な文明を持っていたとされるが、数千年前に死滅した。学者たちの想像図では身長1mほどで、ミミズクが両手を持ったような外見。 植民者:闘争心に乏しく、穏やかな人々が多い。最大都市は人口約7万人のユサ市。 統治方式:第四段階SⅡ型 - 既に確立した植民地経済の領導。司政官の自由裁量権が大きい。 司政官制度発足からの経過年数:50年前後。
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