遠山和葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/25 10:02 UTC 版)
遠山 和葉(とおやま かずは)は、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックス『名探偵コナン』の作品に登場する架空の人物。
注釈
- ^ 劇場版第7作『迷宮の十字路』で幼少時代の和葉が手毬歌を歌うシーンのみ、当初は正体不明との設定の都合上、宮村ではなく他の役で出演していた佐久間レイが兼務している。
- ^ ただし、和葉自身はそれが幼少期の自分だったと気づいていない。
- ^ 「改方」は、火付盗賊改方の「改方」が由来である[2]。
- ^ 作者によれば、コナンや蘭や平次の髪型同様に「キャラの特徴」として意識しているとのこと[3]。
- ^ 下の名前は劇場版第14作『天空の難破船』にて判明[7]。
- ^ 怪盗キッドの変装に利用された際には、コナンや諸伏が変装であることを見破るきっかけにもなった[14]。小説版『工藤新一への挑戦状』シリーズでは「私」と言う場合もある[15]。
- ^ OVA「10年後の異邦人」では「和葉」と1回、呼び捨てにしていた。
- ^ 監禁された際には「背中で震えるお前にこの言葉を」という平次からの告白ともとれる言動に期待し、彼が自分を残して犯人に連行されていく際には、「もし助かったら…さっき言お思てたこと、聞かしてくれる?」と甘えたり、平次の「きっとオレは…お前の事を……」と言う思わせぶりな態度に期待してみたりするが、平次からは表面上子分扱いされて肩を落としている[18]。
- ^ なお、和葉は平次と二人きりのつもりで目を瞑って告白したため、平次が途中で駆け出したことにも気付かずに「めっちゃ好っきやねん!!」のくだりを偶然居合わせた高木刑事に聞かれてしまっている。
- ^ 実際は、平次はお守りの中の手錠の鎖には気づいていたようである。その鎖が、犯人の凶刃からコナンを救ったこともある[20]。また、自身のお守りには平次の写真も入れてあり、そのことから「平次に見せられない」と考えていたが、平次と和葉の仲に
嫉妬 ()した国末に落書きをされてしまい、この落書きされた写真が見せられない原因だと平次から勘違いされた[11]。 - ^ 崖から落ちそうになった平次を庇った結果、2人とも落ちそうになる。その際に持っていた矢で平次の手の甲を刺し、自分の命を捨ててまで彼を助けようとした。しかし、平次はそれでも手を離さず、「絶対助ける」と気合を入れる結果となった[24]。
- ^ 平次曰く、かすり傷程度の怪我だったにもかかわらず、大声で泣いていたとのことである[25]。
- ^ 灰原が幼児化していることを知らない周囲の関係者で、彼女を科学者と知ったのは現在まで和葉のみである。
- ^ ドラキュラの恐怖に怯えた際には、その気晴らしも兼ねて蘭と共に小麦粉から餃子の皮を作った[29]。
- ^ 「姉さん」を「嫁さん」と間違えていた。
- ^ 厳密には、最初の通天閣からコナン一行を見張っていた。
- ^ 蘭と平次の服装が偶然ペアルックだったことが原因。19巻の初登場時には、平次から新一のことを聞かされていたが、平次が常に名字で「工藤」と呼んでいたため、その「工藤」が男であることを知らずに蘭のことだと勘違いし、彼女に詰め寄った[20]。26巻の学園祭の事件で新一と初対面した際には「ホンマに男やったんや…」と驚き、誤解は解けた[34]。
- ^ 恋愛面以外でも、蘭は「父が元刑事で自分は空手の有段者で家事もこなす」など、「父が刑事で自分は合気道の有段者で家事も得意」な和葉とは、その特徴や境遇などがよく似ている。
- ^ 劇場版では第7作『迷宮の十字路』・第21作『から紅の恋歌』などでメインの活躍を担っており、特に『から紅の恋歌』ではヒロインとして描写されている。
出典
- ^ a b 劇場版第7作『迷宮の十字路』。
- ^ 青山 剛昌 (2000年9月27日). “Vol.4”. サンデーまんが家BACKSTAGE. 小学館. 2016年12月1日閲覧。
- ^ “『名探偵コナン』青山剛昌によるキャラクター豆知識 鈍感王は…平次、お前やっ!!”. シネマトゥディ (シネマトゥディ). (2017年4月16日) 2020年5月14日閲覧。
- ^ a b 単行本25巻File.4「蜘蛛屋敷」 - File.8「言葉にできない」(アニメ166話 - 168話「鳥取クモ屋敷の怪」)。
- ^ a b 単行本39巻File.1「誘う赤馬」 - File.5「愚かなる模倣」(アニメ325話 - 327話「炎の中に赤い馬」)。
- ^ 単行本70巻File.5「魔犬」 - File.11「仁義八行」(アニメ611話 - 613話「犬伏城 炎の魔犬」)。
- ^ a b 劇場版第14作『天空の難破船』。
- ^ a b 単行本59巻File.5「百足」 - File.10「陰と雷」(アニメ516話 - 517話「風林火山」)。
- ^ 少年サンデー特別編集プロジェクト「コラム7 元ネタは…これかーー?」『コナンドリル』小学館、2003年5月1日、153頁。ISBN 4-09-179402-5。
- ^ 単行本35巻File.11「デス・アイランド」 - 36巻File.4「姫と龍宮城」(アニメ291話 - 293話「孤島の姫と龍宮城」)。
- ^ a b 単行本66巻File.8「お守り奪還作戦!」 - File.10「意地悪」(アニメ573話 - 574話「恥ずかしいお守りの行方」)。
- ^ 単行本83巻File.7「探偵の師匠」 - File.9「麻薬取引現場」(アニメ763話 - 764話「コナンと平次 恋の暗号」)。
- ^ 劇場版第10作『探偵たちの鎮魂歌』、他。
- ^ 単行本96巻File.4「氷中」 - File.7「遺品」(アニメ983話 - 984話「キッドvs高明 狙われた唇」)。
- ^ 小説「工藤新一への挑戦状」シリーズ単発作品『対決!! 工藤新一VS服部平次』、15頁、他。
- ^ 単行本74巻File.5「どっちが名探偵なんだ?」 - File.7「魔法の料理」(アニメ651話「コナンVS平次 東西探偵推理勝負」 )。
- ^ a b 単行本21巻File.11「東京日和」 - 22巻File.3「かかった獲物」(アニメ141話 - 142話「結婚前夜の密室事件」)。
- ^ 単行本38巻File.8 - File.10「服部平次絶体絶命!」(アニメ323話 - 324話「服部平次絶体絶命!」)。
- ^ 単行本74巻File.8「EYE(イーワイイー)」 - 75巻File.2「親子の間の錯視」(アニメ652話 - 655話「毒と幻のデザイン」)。
- ^ a b c d 単行本19巻File.5「食いだおれの街」 - File.8「免許証の秘密」(アニメ118話「浪速の連続殺人事件」)。
- ^ 単行本50巻File.8「平次の思い出」 - 51巻File.1「吹雪の中の復讐」(アニメ490話「服部平次VS工藤新一 ゲレンデの推理対決」)。
- ^ 単行本34巻File.2「反撃の糸口…」 - File.4「あんた何者や」(アニメ277話 - 278話「西の名探偵vs.英語教師」)。
- ^ a b 単行本31巻File.8「浪速の剣士」 - File.10「裁きの剣士」(アニメ263話「大阪ダブルミステリー 浪速剣士と太閤の城」)。
- ^ 単行本28巻File.6「人魚の呪い?」 - File.10「報われぬ心」(アニメ222話 - 224話「そして人魚はいなくなった」)。
- ^ a b 劇場版第17作『絶海の探偵』。
- ^ 単行本54巻File.9「東の高校生探偵」 - 55巻File.2「熱血探偵」(アニメ479話「服部平次との3日間」)。
- ^ 単行本43巻File.6「どっちの料理ショー!?」 - File.9「仕組まれたメッセージ」(アニメ381話 - 382話「どっちの推理ショー」)。
- ^ a b 単行本47巻File.8「出現マジック」 - File.11「奇術師(マジシャン)失格」(アニメ406話 - 408話「コナン平次の推理マジック」)。
- ^ a b 単行本79巻File.6「吸血鬼の館」 - 80巻File.1「殺人鬼の計画」(アニメ712話 - 715話「服部平次と吸血鬼館」)。
- ^ 単行本92巻File.11「喫茶ポアロで暇潰し」 - 93巻File.2「喫茶ポアロで謎解きを」(アニメ885話 - 886話「謎解きは喫茶ポアロで」)。
- ^ 少年サンデー特別編集プロジェクト「ファン投票 コナン THE ベスト」『コナンドリル』2003年5月1日、205頁頁。
- ^ アニメ554話 - 555話『こうのとりミステリーツアー』・アニメ965話 - 968話『大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー』
- ^ 単行本26巻File.3「覆われた真実」 - File.4「命懸けの復活」(アニメ191話「命がけの復活 黒衣の騎士」)。
遠山和葉
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アニメでは劇場版で合計2回接触していたが、原作での遭遇する描写はこれらよりも後の話になり、その際は盗みを円滑にするため和葉に変装したが、その時平次は和葉に想いを伝えることに頭が一杯だったため、勘違いからキスされそうになるも既に見破っていたコナンと諸伏によって難を逃れた。変装の方も和葉への想いで頭が一杯だった平次には見抜かれなかったが、和葉の一人称が「アタシ」であることを知らず、関西人という認識からうっかり「ウチ」と言ってしまい、それにより一人称を把握していたコナンと諸伏には気づかれた。
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遠山 和葉(とおやま かずは)
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