透明帯とは? わかりやすく解説

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ゼリー層

同義/類義語:卵外被, 卵黄外皮, 透明帯
英訳・(英)同義/類義語:gelly coat, jelly coat, egg coat

動物の卵の外層存在し、卵を保護する糖タンパクの層。ほ乳類では透明帯に相当する

透明帯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 21:01 UTC 版)

透明帯(とうめいたい、ラテン語: zona pellucida)は哺乳類卵母細胞細胞膜を取り囲む糖タンパク質マトリックスである。この構造が精子と結合して、先体反応(acrosome reaction)を開始させる。また、子宮へ移動中の胚が卵管の壁に付着することを防いでいる。子宮に着床する際には胚は透明帯を破り「孵化」する必要がある[1]


  1. ^ Scott F. Gilbert 『ギルバート発生生物学』、阿形清和、高橋淑子 メディカル・サイエンス・インターナショナル、2015年。ISBN 978-4-89592-805-2 
  2. ^ 浅島誠; 駒崎伸二 『新・生命科学シリーズ 動物の発生と分化』 裳華房、2011年、28頁。ISBN 978-4-7853-5849-5 


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