越中和紙とは?

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越中和紙

【工芸品名】
越中和紙
【よみがな】
えっちゅうわし
【工芸品の分類】
和紙
【主な製品】
染紙書画版画用紙
【歴史】
奈良時代に書かれた「正倉院文書」等の古文書越中国紙(えっちゅうのくにがみ)について記されています。また、平安時代に書かれた「延喜式えんぎしき)」にも、税として納める作物として和紙が記されている等、極めて古い歴史あります
江戸時代からは八尾地方和紙薬用始めとして色々なことに使われ、平村和紙加賀藩使用する紙として盛んに生産され、今日に受け継がれています。
【主要製造地域】
富山県
【指定年月日】
昭和63年6月9日
【特徴】
越中和紙は古典的障子紙半紙提灯紙、近代的書画版画用紙100以上にも及ぶ染紙等多品種生産されています。また、強靱コウゾ紙は、型染加工品として全国で売られています。

越中和紙(えっちゅうわし)

所在地 富山県富山市八尾町
富山県南砺市東中江
富山県下新川郡朝日町
  
【主製品】 染紙楮紙加工品型染紙・書院紙提灯紙・文化財補修紙美術工芸紙・書画用紙
宝亀5年774)の正倉院文書、『図書寮解(ずしょりょうげ)』「諸国未進紙並筆紙麻事」に越中国四百記述あります平安時代の『延喜式』にも中男作物として紙を租税納めおります

八尾町平村朝日町には、江戸時代からの記録文献数多く残っています。 八尾町には4事業所従業者40名、平村五箇山20名、朝日町2名で、このうち20代、30代の後継者20人以上もいます。
越中和紙
越中和紙

五箇山和紙の里 紙漉き
越中和紙は、全国的にも最も若い後継者のいる産地で、伝統的楮紙染紙等の古典和紙もとより新し工芸和紙和紙加工品観光土産品等商品開発にも積極的に取り組んでいます。

観光施設充実しており、八尾町の「桂樹和紙文庫」では、和紙歴史資料世界紙製品、民芸品展示されています。平村の「和紙の里」には、和紙工芸研究館を中心に特産和紙直売所、合掌造り和紙体験工房設置されています。両産地とも、年々生産販売額伸びています。

「越中和紙」の名称は、昭和59年に国の伝統的工芸品指定を受けるため、八尾和紙五箇山和紙蛭谷紙(びるたんがみ)の三産地総称したもので、それぞれの産地では、旧来の名を使っていますが、公的文書対外的展示会などでは「越中和紙」に統一しています。
八尾和紙
この地方和紙が、最も盛んになったのは、元禄年間(1688~1704)富山二代藩主前田正甫公の売薬奨励と共にの袋や膏薬紙、これを束ねる細紙、配置先を記録する懸場帳かけばちょう)の需要がこの地に集中し、急速に発展したものであります

慶応元年(1865)富山市内の紙商から出された「新出紙御値段仕法之控」によれば、鼠半切(ねずみはんきり)、黄、赤半切、青紙などの数種の染紙の名が記されており、草木染め顔料染め技術がかなり進んでいたものとうかがわれます。これら染色技法は現在も受け継がれ、全国一の生産をあげています。
越中和紙
越中和紙 五箇山和紙
その昔、平家の落人隠棲したと伝えられる五箇山には、ユネスコ世界文化遺産に登録された合掌造り集落や、国の重要文化財指定合掌造り民家あります。これらの合掌造り大家屋では、昔から多くの人を雇って、工場的な形態紙漉きが行なわれていました。

漉かれる紙は、加賀藩料紙神社・仏閣諸用紙、障子紙が主で、越中加賀能登地方需要をまかなっていました。

蛭谷
元禄中農所作々寄帳」(1688~1704)に、蛭谷中折少々漉申候」と記されています。 この地の紙は半晒し楮紙ですが、昭和28年大火により、ほとんどの紙屋消滅しました。現在は1軒のみで書画用紙を漉いています。




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