赤かび病とは? わかりやすく解説

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あかかび‐びょう〔‐ビヤウ〕【赤×黴病】

読み方:あかかびびょう

植物病害の一。主にフザリウム属病原菌とし、感染により麦類などの植物の種子に登熟阻害不稔被害生じさせるまた、赤かび病原人体中毒症状引き起こすデオキシニバレノールDON)などのかび毒マイコトキシン)を産出する。このかび毒低濃度でも長期間摂取する人体悪影響生じることが明らかとなり、麦類・米などの農業生産品に混入する赤かび病被害粒割合について、各国厳し検査規格日本では0.049パーセント以下)を設けている。


赤かび病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 23:27 UTC 版)

赤かび病(あかかびびょう、: Fusarium head blight, Fusarium ear blight, scab)は、フザリウム属菌などの糸状菌かび)による植物病害のひとつ。


  1. ^ David E. Starkey and Todd J. Ward and Takayuki Aoki and Liane R. Gale and H. Corby Kistler and David M. Geiser and Haruhisa Suga and Beáta Tóth and János Varga and Kerry O’Donnell (2007). “Global molecular surveillance reveals novel Fusarium head blight species and trichothecene toxin diversity”. Fungal genetics and biology (Elsevier) 44 (11): 1191-1204. doi:10.1016/j.fgb.2007.03.001. https://doi.org/10.1016/j.fgb.2007.03.001. 
  2. ^ 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会 食品規格・毒性合同部会の検討結果概要等について”. 厚生労働省 (2002年5月14日). 2023年2月6日閲覧。


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