貯油施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 17:05 UTC 版)
貯油施設(ちょゆしせつ)とは、油を貯蔵するための施設である。ただし、ここで貯蔵する油の種類は施設によって様々であって、1つの施設に1種類の油だけが貯蔵されているとは限らない。なお日本では、水質汚濁防止法と水質汚濁防止法施行令によって貯油施設の定義付けがなされている。
注釈
- ^ 多くの空港が貯油施設を備えている。空港の中には内陸部に立地するものも多数あるので、その意味では「通常臨海部に貯油施設が立地する」ということには語弊があるかもしれない。ましてガソリンスタンドなどの小規模な貯油施設ならば、至る所に設置されている。同じく、空港の傍に製油所があるケースというのもあまりない、というよりもむしろそんな立地は危険なので、「通常製油所の近くに貯油施設が立地する」ということには語弊があるかもしれない。ただし、空港付属の貯油施設はフューエルファームズ(fuel farms)、つまり、燃料貯蔵所と呼ばれることが普通である。通常の貯油施設はoil depotと呼ばれるので、英語では両者が明確に区別されていると言える。
- ^ 例えば2011年3月の東北地方太平洋沖地震の時に千葉県の貯油施設で発生した火災は、事実上、中の油が無くなるまで鎮火することができなかった。
出典
- ^ “水質汚濁防止法施行令”. e-Gov. 2020年1月27日閲覧。
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