鶴見川
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鶴見川(つるみがわ)は、東京都および神奈川県を流れる川。鶴見川水系の幹川で、一級河川に指定されている。東京都町田市上小山田町の泉を源流とし、神奈川県横浜市鶴見区の河口から東京湾に注ぐ。全長42.5km、流域面積235km2、支川数は10。2005年(平成17年)4月に特定都市河川浸水被害対策法に基づく特定都市河川に指定された。
- ^ 河川法4条1項、河川法第四条第一項の水系を指定する政令31号。
- ^ なお、鶴見川は、旧河川法に基づき、1967年(昭和42年)5月に、建設大臣から一級水系の指定を受けている。
- ^ 支川については、矢上川、早渕川、鳥山川の一部が国交省管理区間となっている他は、神奈川県、東京都、横浜市などの管理区間となっている。
- ^ “河川整備基本方針>鶴見川水系・鶴見川水系流域及び河川の概要” (PDF). 国土交通省. 2012年1月3日閲覧。
- ^ 鶴見川を特定都市河川の第1号に指定、国土交通省河川局、2005年(平成17年)3月24日。
- ^ “つるみ区のプロフィール 区の歩みと現状・誕生・地勢・略年表”. 平成23年度版 つるみ区の白書. 横浜市鶴見区役所. 2019年9月6日閲覧。
- ^ “第15回:鶴見地名考”. www.city.yokohama.lg.jp. 2019年9月6日閲覧。
- ^ 鶴見川沿いの植樹事業について、横浜市市民活力推進局。
- ^ タマちゃんは、2002年8月7日に多摩川丸子橋付近に現れた後、8月25日から8月30日まで鶴見川にとどまり、その後、帷子川、大岡川、中川、荒川など、東京湾に注ぐ河川各所に出没した。
- ^ アンモニア態窒素 (NH4-N) とは、水中にアンモニウム塩として含まれている窒素のことで、主として、屎尿や家庭下水中の有機物の分解などに起因し、富栄養化などに関わる水質汚濁の指標となる。
- ^ 平成15年度・河川水辺の国勢調査(河川空間利用実態調査)、国土交通省河川局。
- ^ 平成15年度・調査対象河川区域面積あたりの年間利用者数ベスト10、同上。
- ^ 三村竹清『近世能書傳』二見書房、1930年、P.314頁。
- ^ BOD(Biochemical Oxygen Demand、生物化学的酸素要求量)とは、水中の好気性微生物の増殖や呼吸によって消費される酸素量のこと。水の有機物汚染が大きければその有機物を栄養分とする微生物の活動も活発になり、微生物によって消費される酸素の量も増加する。そのため、BOD値が大きければ水中の有機物汚染が大きいことを示すため、水の有機物汚染の指標とされる。
- ^ BOD75%値とは、年間の日平均値の全データ(n個)を値の小さいものから順に並べ、「0.75×n番目」のデータの値をいう。BOD75%値と環境基準値を比較することで、年間日数の4分の3 (75%) における、基準値達成状況が分かる。
- ^ 「平成18年度・全国一級河川の水質現況の公表について」、国土交通省河川局。
- ^ 地方衛生研究所全国協議会、健康危機事例集「鶴見川・有馬川水系のコレラ菌汚染」、大阪府立公衆衛生研究所。
- ^ 「神奈川県の感染症」、神奈川県衛生研究所。
- ^ 33ヶ所からシアン検出 横浜谷本川流域の井戸『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月21日朝刊 12版 22面
- ^ "噂の現場「川崎市の水管橋撤去で横浜市民の避難路がなくなる!?」". 噂の東京マガジン. 28 September 2014. TBSネットワーク. TBSテレビ。
- ^ “水管橋、撤去はじまる”. タウンニュース社 (2016年1月21日). 2016年5月14日閲覧。
- ^ “新設人道橋について(新鶴見橋~末吉橋間の人道橋整備ニュース)”. 横浜市. 2022年2月19日閲覧。
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