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ごようろん 2 【語用論】
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語用論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/07 07:42 UTC 版)
語用論(ごようろん、英語:pragmatics)とは、理論言語学の一分野で、言語表現とそれを用いる使用者や文脈との関係を研究する分野である。運用論ともいう。
自然言語は一般に、発話された場面によって指示対象が変わる「あなた」「ここ」「明日」などの直示表現(ダイクシス)をもつ。また、例えば「すみません、今何時か分かりますか?」という発話は、形式の上ではyes/no疑問文であるが、意図されている内容は明らかに時刻を教えてほしいという依頼である。これらの現象が語用論の研究対象となる。
語用論は1960年代の哲学者ジョン・L・オースティンの発話行為の研究に端を発し、ジョン・サールによる適切性条件の議論や、ポール・グライスによる協調の原理の解明によって一定の到達点に達した。その後は、グライスの理論を批判的に継承したディアドリ・ウィルソンとダン・スペルベルによる関連性理論と呼ばれる枠組みが展開されている。
語用論は統語論などの研究者から見れば枝葉の研究と見なされがちである一方、実際の使用と切り離して文法や意味の理解に至ることはできないという立場をとる研究者もいる。
語用論と同じ種類の言葉
| 論理学に関連する言葉 | 言明(げんめい) 詭弁(きべん) 語用論(ごようろん) 論式(ろんしき) 論点先取の虚偽(ろんてんせんしゅのきょぎ) |
固有名詞の分類
語用論に関連した本
- 語用論入門―話し手と聞き手の相互交渉が生み出す意味 ジェニー トマス 研究社出版
- 語法と語用論の接点 (開拓社叢書) 田中 廣明 開拓社
- 人間コミュニケーションの語用論 第2版―相互作用パターン、病理とパラドックスの研究 ポール・ワツラヴィック 二瓶社
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