誘拐(1997)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 映画情報 > 誘拐(1997)の意味・解説 

誘拐(1997)

原題:
製作国:日本
製作年:1997
配給:東宝
スタッフ
監督:大河原孝夫 オオガワラタカオ
製作:富山省吾 
脚本:森下直 モリシタタダシ
撮影:木村大作 キムラダイサク
音楽:服部隆之 ハットリタカユキ
音楽プロデューサー:北原京子 キタハラキョウコ
美術:部谷京子 ヘヤキョウコ
編集:長田千鶴子 オサダチズコ
衣装(デザイン):斉藤育子 
録音:斉藤禎一 サイトウテイイチ
スクリプター:石山久美子 イシヤマクミコ
スチール:工藤勝彦 
その他:大野映彦 

佐々木英世 ササキヒデヨ

岡瀬晶彦 
助監督:手塚昌明 テヅカマサアキ
照明:望月英樹 モチヅキヒデキ
制作補:本間英行 ホンマヒデユキ
キャスト(役名
渡哲也 ワタリテツヤ (津波浩)
永瀬正敏 ナガセマサトシ (藤一郎)
酒井美紀 サカイミキ (米崎マヨ
柄本明 エモトアキラ (警視
新克利 アタラシカツトシ (折田英正)
石濱朗 イシハマアキラ (跡宮壮一郎
西沢利明 ニシザワトシアキ (神崎守
山本清 ヤマモトキヨシ (山根伸一)
磯部勉 イソベツトム (安藤刑事
木村栄 キムラサカエ (門田刑事
岡野進一郎 オカノシンイチロウ (佐々木刑事
渕野直幸  (田畑刑事
西川忠志 ニシカワタダシ (中本刑事
江藤漢 エトウカン (狭間兼人)
奥村公延 オクムラコウエン (浜口
深江卓次 フカエタクジ (川島啓司)
上田耕一 ウエダコウイチ (原田堅吾)
梅垣義明 ウメガキヨシアキ (オカマ
渡辺哲 ワタナベテツ (刑事
大森嘉之 オオモリヨシユキ (刑事
解説
東京ど真ん中行われる身代金の受け渡しテレビで生中継するという前代未聞誘拐事件顛末描いた娯楽大作監督は「ゴジラVSデストロイア」の大河原孝夫脚本森下直95年城戸賞受賞作撮影を「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」の木村大作担当し身代金受け渡しシークエンス日本映画撮影監督協会応援のもと、日本映画界を代表する数多くキャメラマン参加して空前の大ロケーション敢行された。主演は「わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語」の渡哲也と「学校Ⅱ」の永瀬正敏97年キネマ旬報ベスト・テン第7位。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
ある日曜日早朝、東昭物産常務の跡宮が何者かに誘拐されという事件が発生した目撃者の証言によれば犯人グループ運転手狭間一緒に連れ去ったらしい。翌日犯人は東昭物産対し3億円の身代金と、その受け渡しテレビ生中継要求してきた。身代金運び役には同じ東昭グループの東昭開発監査役神崎指名され何十台ものテレビ・カメラと何百人もの報道陣取り囲むなか、犯人はまるでゲームを楽しむかのように次々と所を指定して神崎走らせる。3億円の入った30キロものバッグを運ばされた神崎は、やがて心筋梗塞発作倒れてしまった。後日犯人次の運び役に東昭銀行専務山根指名するが、彼もまた尽きて途中で倒れる。犯人やり口激昂し警視庁ベテラン刑事津波が、山根身代わりとなって現金運び後輩若手刑事彼の後を追った。だが、犯人指定した新橋喫茶店出た後で津波もまた力尽きてしまう。後を受け継いだは、犯人指示通り首都高速非常駐車帯バッグを置くが、犯人が姿を現さなかったにかかわらずバッグ中身いつの間にすり替えられていた。その後26年前に地下水汚染多数死者出た下加のアキワ公害訴訟担当した弁護士折田が、誘拐前日に跡宮と会っていたことが判明する。この裁判住民側が敗訴し産業廃棄物不法投棄した企業何の責任問われていなかった。さらに、跡宮と神崎山根の3人が当時それぞれ産業廃棄物処理の関連会社責任者だったこともわかる。吐血し入院した津波から捜査アドバイス受けたは、3億円をすりかえる唯一の機会津波寄った喫茶店だけであったことに気づく。アキワ公害訴訟起こした住民名簿中に当時入り婿して苗字変わっていた津波の名前を発見したは、下加駐在だった津波がアキワの事件で妻と幼い息子亡くしていたことをつきとめた今回誘拐事件津波中心とする下加の元住民たちと折田が、下加悲劇世に訴えるために起こしたのだったのである運転手狭間も、目撃者も、喫茶店のマスター夫婦も、みんな津波計画荷担した下加佐の人々だった。やがて彼らは全員自首し、跡宮も無事保護されるダムの底に沈んだ下加を望む湖畔津波手錠をかけた。時が流れ胃がんこの世去った津波思いかみしめる



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「誘拐(1997)」の関連用語

誘拐(1997)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



誘拐(1997)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
MovieWalkerMovieWalker
(C)MovieWalker
キネマ旬報 (c)キネマ旬報社

©2024 GRAS Group, Inc.RSS